中・東欧、ロシアのこと&大学教育のことを発信します


by chekosan

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関西大学博物館で開催中の「博物館実習展」を見てきました。


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授業とランチの約束の間のほんの短い時間しかとれず、頑張って企画運営した学生さんたちには申し訳なかったのですが、でも、企画全体も、個別の展示も、面白かったですよ! アンケートも頑張って書き書きしました!

学芸員をめざす学生さんたちが運営されているとのことでしたが、ポスター、説明、年表など、とてもよくできていると思いました。そのまま通用する出来のものも多かったと思います。

それに、なにしろ展示物がですね、いいんですよ。関大図書館蔵の古い書物であるとか、どこかから借り受けたものだとか、ちゃんとした本物ばかりで。

さすが関大、学内でこれだけのものがあれば、いい展示できるよなあ、関大生、恵まれているよなあと思いました。


「HAKO―20世紀以降における文房具としてのハコ―」
 筆箱や文箱の変遷をたどる展示。懐かしのセルロイドとかデニム地のものとか、昭和以降のものは個人蔵が多くて、学生さんたちが親御さんとかに声をかけて集めたのかしらとか想像しながら見ました。このチームは年表がとても上手でした。


「食いだおれ―近世から現代へ―」
まず、ポスターがすごくいい! 目を引きますね。ほかのチームも上手だと思います。古い文書から、現在売っている食いだおれ太郎グッズまで、変化に富んだ展示物でした。


「畏れの姿―江戸時代の人々の視点」
展示されている妖怪たちが滑稽でかわいい。妖怪セレクトがナイスでした! お気に入り妖怪の総選挙コーナーもあって、愉快な展示になっていました。


「茨木の潜伏キリシタン~ザビエル像発見のエピソード~」
茨城にも潜伏キリシタンが! 他よりも硬派なテーマに取り組まれていました。大黒さんだったかの背中に斜め十字が彫ってある像もあって、おおおお!と静かに感動しました。



どのチームも、とても面白い着眼点で、よい展示をされているのに、時間がなくて、ゆっくり解説を読めなかったのが残念でした…
   

あとで関大Facebookを見たら、「足を運んだ際には、担当学生が丁寧な解説をしてくれますので、ぜひ彼らに声をかけてみてください。展示だけでは伝えきれない展示秘話なども聞けるかもしれません。」との案内がありました。ますます残念。


でも時間があっても、お客さんからはなかなか声をかけないと思いますよ。せっかくなので、担当者からお客さんに積極的に声をかけたらいいんじゃないかなあ。反応が聞けると思いますよ。

予想以上に良かったので、次回は時間をたっぷりとって拝見しますね~。がんばれ、未来の学芸員たち!
                             
開催期間は16日(金)まで。開館時間は10:00~16:00。入館料、事前申込ともに不要。



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by chekosan | 2018-11-13 22:28 | 博物館、資料館 | Trackback | Comments(0)
同志社で担当している「特殊講義」。今まで法学部の科目だとばかり思っていたら、どの学部でも履修できるのだと初めて知った3年目。そして実際、今年は文学部哲学科からも数名受講!学際科目だ!(?)

昨年度の講義科目受講生や春の講義科目受講生も数名受講しています。これって、とっても嬉しい☆(´∀`*) 

結果、初年度2人、2年目5人、そして今年は10人と、倍々ゲームで、とうとう二桁です(笑) 

今年は、科目のサブタイトルを「文学で学ぶ東欧・ドイツ・ロシア」と題しました。ずっとアシスタントをしてくれている院生君、科目名を見て、「どんどん範囲が広がっている! どこまでいくんだろう!」と思ったそうです。

形式上、科目の設置の条件としてサブタイトルを変える必要があったということもあるのですが、こうして範囲をゆるくしておくと読む本の選択肢が広がるからいいかなと思ったのです。( ̄▽ ̄) 

ということで、今年は過去2年、あまり読めていなかったロシアものからスタートしました。

しかし、あえて日本人作家の作品。米原万里さんの『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』『オリガ・モリソヴナの反語法』です。

いずれも米原さん自身の少女時代の経験をベースに書かれています。チェコやロシアを舞台としたノンフィクションとフィクションです。


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関連本なども読み直して予習するの図。右にあるお菓子は米原さんの『旅行者の朝食』に出てくるハルヴァ。昨年、リトアニアで見つけ、今年はエストニアで見つけました。エストニアで買ったノートにメモをとっていきました。このノート、ロシア語練習帳のようなページが入っていて、この本のノートにぴったりです。

※『旅行者の朝食』は関西ウーマンの書評コーナーで取り上げました。




『嘘つきアーニャ』は以前に読んでいたと思ったのですが、第1部を読み始めて、あれ??

もしかしたらNHKのドキュメンタリーで見ただけだったかも? 

おませな少女の下ネタ満載で、授業で使って大丈夫だったかと苦笑。でも、もちろんそれで終わりではなくて、社会主義期のプラハの学校に集った4人の少女たちの学校生活を通して、社会情勢、国際情勢を鮮やかに描き出しています。

米原さんと3人の友人たちは長く音信不通になっていたのですが、30数年ぶりにNHKの企画で再会を果たします。

番組の方では会えた良かったで終わるのですが、『嘘つきアーニャ』の方では、過去のエピソードに加え、再会に至るまでの調査の過程や、そこでわかってきた友人たちの人生、それに対する米原さんの思いが詳しく語られます。



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『オリガ・モリソヴナの反語法』はフィクションの小説です。少女時代にプラハのソビエト学校に通っていた日本人の主人公が、ソ連の崩壊、情報公開を機に、異彩を放っていた女性教師たちの謎を解いていくという話です。

フィクションですが、歴史的事実を巧みに織り込んだリアル感たっぷりの話になっています。

主人公が謎解きをする今の時点(1992年のモスクワ)、主人公たちがプラハのソビエト学校に通っていた1960年代、女性教師たちの過去(1930年代から50年代)と、3つの時代を行き来する構成で、主人公の回想もあれば証言者の話、手記による説明などを行ったり来たりするので、一読ではわかりづらいところもあります。

そこで、『オリガ・モリソヴナの反語法』年表を手分けして作りました! 

歴史的事実と、作品中の登場人物たちの動きとをピックアップしていくと、A3で2枚分になりました。
私も最後の3章をやってみましたが、これはなかなか面白い作業でした。

細部の修正や補足などをして、クラスのみんなの共有財産にしようと思います。

で、『オリガ』、文庫本で500ページほどあるのですが、みんな一気に読めたようです。

謎解きも面白いけど、歴史とからめたリアルな描写がとても面白かったという感想や、

日本人作家の目と体験を通して書かれた作品であることで、かえって理解や親しみを深められたように思うという感想、

ヨーロッパが舞台だけど宗教がからんでこないのは日本人でソビエト学校に通っていた米原さんだからこそではないかという感想(なるほど!)、

歴史を知るということは、政治家や戦争の名前を覚えるということではなく、個人の物語を見つめることが重要なのだということをあらためて感じたという感想、

何度も読むべき本だと思った、人間の一生ってすごい、人が生きるために必要なことってなんだろう、、、

などなど、それぞれいろいろと考えてくれたようです。

まだ緊張感がみなぎっていて、わーわーしゃべって盛り上がるというのではないのですが、全員が同じ作品をじっくり(しかし一気に)読んでくるというのがなにより貴重な経験だと思っています。

全員が同じ読み方、感じ方をする必要はないと思っています。誰かが取り上げた箇所に、そうそう、そこ面白いよねと思ったり、そんなとこあったっけと思ったり。

そういう時間をゆるゆる共有することで、じんわりとなにかが効いてくると思っています。


次の共通テキストは、『オリガ』における重要テーマからのつながりで、ソルジェニーツィン『イワン・デニーソヴィチの一日』です。

でもその前にインターバルで、次回は持ち寄り企画。旅行の報告や本や映画の紹介など、全員になにがしか発表してもらいます! とっても楽しみです!






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by chekosan | 2018-10-18 21:05 | ロシア・東欧に関する授業@同志社 | Trackback | Comments(0)

図書館総合展ラスト出展&横浜スタディツアーまで1ヵ月を切りました。
 
私個人としては、総合展に行くのは5回目となるでしょうか。

前任校時代に、この巨大な催しの存在を知って偵察。いつか学生を連れて行って、あの場で発表させるぞと密かに決意しました。

しかし移った先には(も)、図書館サークルも学生スタッフ的組織もない。

ということは、図書館なり本なりに関わる活動を立ち上げねばと、着任前後から図書館に協力をあおぎ、同じ科目を担当される先生を巻き込んで、「基礎技能科目」でしかない「文章表現Ⅱ」の受講生から有志を募り、作品を展示するなどして学祭でアピール。


2年目、3年目からは学内助成を取って、神戸からはるばる横浜へ遠征。ポスターセッションやプレゼンテーションやらを詰め込んで、とにかく経験を積ませ、実績をつくりました。


そして今年の春、総合展に参加した学生たちが中心となって、晴れて図書館サークルをつくるに至りました。


我々の役目は果たしたね、と話していたのですが。


過去2年はとにかく実質的な活動と実績を積ませて自信をつけさせて…と指導に忙殺されて、会期中も会場に缶詰。


横浜のヨの字も見れてなかったよねと思い始め…


あれだけ新聞を使った授業をして、新聞に何人も掲載させ、私単独の科目でも、新聞を使った授業の様子を新聞に掲載してもらって…とやってきたにもかかわらず、新聞博物館も行けてない。。。


ということで、今度こそラスト!
 
出展だけではなく、学生と横浜のまちを回ろうよ、ということになりました。

日本新聞博物館、新聞発祥の碑、開港資料館や記念館、氷川丸などを予定。

日本近代史を象徴するまちですよね。港町・神戸との比較もできそうです。


氷川丸は杉原千畝が救ったユダヤ難民を最終目的地に運んだ船の一つ。
千畝紀行・横浜編も兼ねられます。


今年こそ、横浜のまちも満喫しようと思います!


※写真は2017年の図書館総合展での発表の様子


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by chekosan | 2018-10-02 21:15 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)
本務校・流通科学大学では、初年次教育を担当してきました。いずれも一年生のみを対象とする半期科目なのですが、授業終了後も学びたい、活動したいという学生たちを募って、同僚の桑原桃音先生とともに課外活動を企画、指導してきました。テーマは読書推進。図書館や書店業界とコラボしてさまざまな体験を積んできました。

その活動が大学から高い評価を受け、昨年度末、課外活動経験者たちが中心となって図書館サークルを設立するに至りました。私たちの担当する授業で新入生にも案内したところ、たくさん加入。これで、読書推進活動については、彼らが独自に活動するベースと後ろ盾(図書館)を得ることができました。夏ごろには、新たな連携相手(地域連携を進めるゼミ)も得たようです。

そこで、今後は完全に彼らだけで活動を持続していけるよう、今年は我々が得た助成費で丸抱えでお世話するのではなく、あくまで助言や指導、一部支援にとどめることにしました。

また今年は4期目。私と同僚先生の最終年度でもあるので、より発展的なコンセプトの課外活動を展開しようということになりました。

書と人と社会をつなぐ文化活動を企画運営する学生リーダーの育成」プロジェクトと題し、「学生自らが企画を立て大学の外へ出て見聞を広げ学内に還元することを支援する」という企画で大学から助成をいただき、小さなものでは展覧会鑑賞など、大きなものでは広島スタディツアーと横浜スタディツアーを計画しています。



9月18-19日、大きな企画の第一弾、広島で平和を考えるスタディツアーを決行しました。



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広島は、もともと教員2人がともに関心を持ち、一緒に行って現地を見たいねと一致したところ。せっかく広島へ行くなら、私が最近勉強しているホロコーストについて学ぶことのできる福山にも行ってほしいと強く推し、1泊2日で計画を組みました。

参加者は、両教員の担当する複数の授業や、桑原先生の自主ゼミなどで募りました。条件としては、事前学習やツアー計画策定に参加することです。あくまで「学生自身が企画運営する」というところが今年のコンセプトです。

課外でも学びたいという熱心な学生たちが、桑原先生の自主ゼミに参加し、映像資料を見たり関連書籍を読んだりして事前学習を積みました。ツアー希望者は何人もいたのですが、残念ながら予算の都合上、全員に来てもらうことはできません。自主ゼミでの活動ぶりと、第二弾の横浜スタディツアーとの兼ね合いを考慮し、3人の学生を選抜しました。

彼らが広島での見学先やルート、宿泊先なども調べて、計画を立てて、宿や切符の手配をしました。私がどうしても連れていきたかった福山のホロコースト記念館には、言い出しっぺの私が連絡をとり、館長、副館長によるレクチャーや館内ガイドさんの手配を整えていただきました。


9月18日、快晴。 

広島駅に朝10時に集合し、コインロッカーに荷物を入れて身軽になって、一番に向かったのはやはり原爆ドームです。広島名物の路面電車に乗り込みました。


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「原爆ドーム前」駅で降りて道路を渡るとすぐそこにドームが…




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原爆ドームは、学校の平和教育や報道などで何度も目にする原爆遺構ですが、現地で実物を見ることであらためてわかることがあります。

サイズ感、突き出た鉄骨、崩壊を防ぐための補強の跡、瓦礫がそのまま置いてあること。


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ボランティアガイドさんが複数立たれていて、見学者に日本語や英語で説明されていること。熱心に聞き入る人たちがいること。




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何種類もの犠牲者の碑が建っていること。


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ぐるっと回ると、報道ではあまり見たことのない角度からの姿が見れること。

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私個人の感想としては、ドームは思ったより小さかったです。おそらく、下から見上げた写真を目にすることが多かったからではないかと思います。そう写すと威容を表現できるからではないかと。

平和公園側に目をやれば、すぐそばが川で、視界が開けていて広々した光景、でも反対側は現代的な高層ビルが建ち並ぶ都会。小さく感じたのは、それらとの対比もあるのかと思います。


というようなことは、ドームだけを切り取った写真などではわからなかったです。というか、反対側を見たらどうなのかということなど想像しませんでした。



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また、ドームはもともとは今残っている部分を中心として、両翼があって、全体としては「ロの字型」の建物だったわけですが、それも今現存するドームの写真などではちょっとわかりにくい。でも、ぐるりを回ると一部の壁が残っていて、ああなるほど、本当はここまで建物があったのね、と実感できました。



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現地に行くことの意義の一つが、そうした周囲を含めた空間の感じ、サイズ感、距離感、位置関係などが体感できることかなと思います。

そういいながら、写真を撮る段になると、やはり「美しい」図を狙ってしまいます。瓦礫だって一種の「廃墟の美」みたいな撮り方になってしまう。

さらに、数枚を選んで人に見せるとなると、何枚も撮ったなかから、青空とドームだけを切り取った「絵になる」写真を選んでしまうのですが。


そう、青空といえば、今回の「負の遺産」巡りも晴天でした。リトアニアのときもだったのですが、真っ青な空のもとで見る悲劇の現場というのは、なにか不思議な感覚になります。


つづく



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by chekosan | 2018-09-26 10:20 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)
今月の「関西ウーマン 信子先生のおすすめの一冊」は、『まわしよみ新聞をつくろう!』です。

みんなで新聞を回し読み、気に入った記事を3本ずつ切り抜いて、その記事をネタにして順におしゃべり。
最後に切り抜きを1枚の紙に貼り付けて壁新聞をつくるという「新聞遊び」です。

子らが小6、小1のときに「親子まわしよみ新聞」に参加して、これは面白い!と教員仲間にも紹介しました。自分の授業でもアレンジしたり、ベーシック版で取り入れたりしています。

でもやっぱりやる側の方が楽しいです☆ 定期的に小さな集まりでやれたら理想! 

詳しくは「関西ウーマン」をご覧ください☆

https://www.kansai-woman.net/Review.php?id=201378


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by chekosan | 2018-08-11 11:43 | 本、書評、映画 | Trackback | Comments(0)
流通科学大学の初年次科目「文章表現Ⅱ」の授業がすべて終わりました。

今年も新聞投稿や書評コンテストへの応募、おすすめの一冊のPOPで、「読み、考え、表現する」一連の学びを作品の形にすることができました。

とくに、今年はグループワークやプレゼンテーションの機会を増やしました。

やはり反復は大事ですね。プレゼンテーションに苦手意識があった学生も、段階を追って準備し、少人数に向けてであればできるという自信をつけてくれました。

クラスメイトが集中して、真剣に聴いてくれたので発表しやすかった、反応があって嬉しかったという感想が多数あったことも喜ばしいことです。

「プレゼンテーションは、発表者だけで行うものではない、発表者と聴衆双方で作り上げるものだ」と説いたことをきちんと体現してくれました。


一番大きな課題だった書評は、POPを提示しながらグループに紹介しました。今年も良い作品がたくさん生まれました。


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POPは秋の「図書館総合展」(パシフィコ横浜)や、流通科学大学学園祭などでお披露目します。

授業は終わりましたが、このあとは、この4年の受講生有志と、「文章表現Ⅱ」から生まれた図書館サークルLibroとの課外活動を予定しています。

これまで多くの成果を出してきた「文章表現Ⅱ」の最終年度、楽しく、華やかにしめくくります。




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by chekosan | 2018-08-10 11:30 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)
流通科学大学の主たる担当科目、「自己発見とキャリア開発」が終わりました。


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前期、月火の1-2限開講、必修、8単位という大きな科目です。

全学部共通プログラムで、11クラス合同とか、6クラス合同、3クラス合同、2クラス合同などが多く、実はクラス単独での活動が少ないのですが、それでも高校までのホームルームのような雰囲気があります。

今期は、地震のため丸一日(2時間分)が休講になりました。補講は時間が確保できないので、代替課題を出すことが決まりました。

私のクラスは、共通プログラムで作成する「目標設定スライド」(自己分析や学修設計に関するスライド3枚)の発展として、4枚目のスライドづくりを課しました。

新聞で、神戸または兵庫に関する記事を探し、関心を持てたものをスクラップし、内容を要約、意見を付して、本学で記事内容に関連することを学べそうな科目や講座を探します。

まずは新聞をめくって記事探し。「先生、神戸の記事がないんです~~」「そんなわけはない(笑)」などとワイワイ言いながら、なんとか全員、気になる記事を見つけました。





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これからの学修計画を、より具体的に詰めていく手立てにもなり、自分たちが学ぶ神戸(兵庫)という土地を知るきっかけにもなり、パワーポイントの操作に慣れる機会にもなるかと思います。

やりくりして捻出した時間のなかで、みんな見事なスライドを作りました。先のプログラムで既にパワーポイントスライドを3枚作っていたので、さらに手練れな画面となりました。やはり何かを習得するには、反復が大事ですね。明らかにうまくなっています。

そして、今学期最後の時間で、発表会です。ひとグループの人数が均等ではなかったので、早く終わったグループは別のグループの発表を見に行きました。自発的にそのように動きだした学生がいたのが嬉しいです。




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今年はたいへん授業態度の良い、意欲的な学生が多いクラスです。課題の意図を汲むことができる学生が多いので、成果物の出来も早くから良いものになっていると思います。

後期は必修ではありませんが、同じクラスでゼミが開講されます。これまで以上にアカデミックスキルを伸ばせる授業にしたいと思います。




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by chekosan | 2018-07-27 11:14 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)
昨年度秋学期に担当した同志社大学での全学共通教養科目「政治学 ―政治学的なものの見方を養うー」の授業実践をまとめました。

多い方のクラスは122名、人数的にグループワークや全体での意見交換、共有は難しさがあると覚悟していましたが、むしろ、ある程度の人数が一箇所に集ってこそ「政治」を体感する授業ができるとも思いました。


「多人数講義におけるアクティブラーニングの実践 : 政治学的なものの見方を養う」
『同志社大学学習支援・教育開発センター年報』 9号

https://doors.doshisha.ac.jp/duar/repository/ir/26240/045000090002.pdf

オンラインでも公開されました。直接お読みいただけます。



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by chekosan | 2018-07-22 13:33 | 書いたもの | Trackback | Comments(0)
私の癒されタイム、関大外国書研究の2018年春学期が無事終了しました。

今学期も、ただ英語を読むだけではなく、写真や映像を見たり、各自が調べてきたことを発表してもらったりするなど、「英語の授業」ではなく、あくまで法学部の専門科目としての授業をしてきました。

今学期は、ホロコーストをたっぷり、英国の移民の問題ロイヤルウェディングと英国社会の変容への期待持続可能な発展と教育の問題などを取り上げました。

最終回だけ3人ずつで話し合いをする時間を設けました。もうすこし私に余裕があれば、もっと早いうちにグループワークを取り入れたかったのですが、今学期はわりと淡々と個人戦という感じで進めていきました。

ちょっとさらっとしすぎたかなあと思っていたのですが、授業評価アンケートや、毎週やりとりしているカードには肯定的な記述があり、安心しました。

授業評価アンケートの自由記述用紙の「よかった点」には、

・私語がなく集中して取り組めた
・毎回テーマがおもしろくて興味をもてた
・毎回テーマがしっかり定まっていて、解説をしながらゆっくりと進めてくださった
・学習記録カードで先生とコメントのやり取りができた
・授業内容がおもしろかった
・時事問題を主に扱っていて、教科書とはちがった生きた英語を学べた
・レポートを通して専門性が深まった

毎週やりとりした「学習記録カード」の方には、

・外国書研究ははじめてとりましたが、楽しかったです! 
・普段触れない英語と内容で、新しく知ることが多くためになりました
・英語にふれることだけでなく、世界のさまざまな問題、出来事を知ることができ、いい経験でした
・タイムリーなことから昔のことまで幅広くしることができて良い経験になりました!
・この授業で歴史や最近の問題がわかり、おもしろかったです
・世界の様々な問題を英文を通して知ることができてよかったです

といった嬉しい言葉が。

授業評価アンケートの「改善すべき点」には、遠慮したのか記述がありませんでしたが、上記の記述から判断すると、授業の狙いをよく理解してくれていたからかなとも思います。

授業評価アンケートの数値で評価する部分の結果は、だいぶあとにわかるので、そちらもまた届いたら、じっくり分析したいです。

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by chekosan | 2018-07-20 21:16 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)
炎天下バスを待ってると間違いなく倒れる暑さ。(;´д`)

バスに間に合う時間まで、関西大学簡文館(博物館)で企画展示を見ました。


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無料で、涼めて、目を肥やせて、一石数鳥🦆🦅🦉

今は、「地図皿に見る世界と日本」展です。


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現在のような正確な地図ではなく、かなりデフォルメされています。

でも、常に近江の国、我らが滋賀県が中心です! ヤッター♪( ´▽`)

違いますね、山城=京都ですね、中心は(笑)

いやぁそれにしてもテキトーな地図をデザインしたものだなあ。天保年間だと、まだ正確な測量してないのか?

出展数もお客さんも少ないので、ゆったり見れました(^▽^)

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by chekosan | 2018-07-13 17:43 | 博物館、資料館 | Trackback | Comments(0)