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by chekosan

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2017年夏の旅でじっくり回ったカウナスは、今回はヴィリニュスからの日帰りにしました。

ところが、「知ってる」と油断したために、なんだかんだ小ミスが続き、少々ロスの多い小旅行になってしまいました。
やはりその都度、ちゃんと準備せねばなりません。

とはいえ、小ミスはどれもたいしたことではなく、総合的には問題なく、実り多く戻ってこれました。

今回もカウナスーヴィリニュス間は往復とも鉄道で。快適で確実で安い!



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昨年はまったく気がつかなかったカウナス駅近くの市場を通りました。山積みの下着や服や生活用品などなど、迫力ある光景が見られて大興奮したのですが、ちょっと写真を撮るのは憚られたので、広場っぽいところで一枚だけ。

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前回とは逆方向から杉原千畝記念館に向かったため、地図を見ながら歩いているというのに迷いかけました。我ながら筋金入りの方向音痴です。あ、おかしいと気がついて踵を返したら、それまでもちらちら気にしてくれているっぽかった男性がああやっぱり間違っていると思われたのでしょう、ここで曲がるんだよと道を教えてくれました。ありがとう、おじさん。

そして、この階段をてくてくてくてく登っていって、杉原ハウスのある高台へとたどり着きました。



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前回は外壁工事中だったのですが、今年はきれいに塗装を施されていました。(⌒∇⌒)


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門には日本語のプレートがあります。


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内部もかなり修繕を施されていました。展示も増えていました。


かつて杉原千畝が執務室として使っていた部屋は大きくは変わっていませんでした。ちょっと飾りなどが減っていたかな。

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今年は、受付兼お土産コーナーに日本人留学生の方がおられました。

前にはなかったものや資料などをいろいろと購入しました。新作の紺のTシャツを息子とお揃いで買いました。旅の途中も、帰ってからも愛用しています。


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見学のあと、街へ降りて、昨年2度利用したパン屋カフェでお昼ごはんにしました。
リトアニアに夏に来たら、このピンクのスープを食べねば! ちょっと酸味があって冷たくてお気に入り♪


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ううむ、あらためて見ると、量が多い…

ランチのあとは、またひとしきり歩き回りました。


つづく。



by chekosan | 2018-12-23 23:35 | バルト3国 | Trackback | Comments(0)
ぜんぜん進まないバルト3国紀行。ようやく年内の授業が終わったので、記憶から消えないうちになんとか少しずつでも記録をば。

さて、いまやリトアニアで日本といえば杉原千畝の名がまっさきに挙がるのではないかと思います。杉原がユダヤ難民に査証を発行して多くの人々の欧州脱出を助けた舞台はカウナスですが、現在の首都ヴィリニュスにも彼を顕彰する碑と桜の園があります。

前回2017年の夏は、ホロコーストの現場や博物館めぐりでいっぱいいっぱいだったので、今回はヴィリニュス千畝めぐりを優先しました。

顕彰の碑と桜の園があるのは、旧市街を出て、川を渡った新しい地域です。

ヴィリニュスの旧市街の中は公共交通機関がないので、徒歩で外周道路に出ました。そうするとあとは川に沿っていけばたどり着くので、うっかり歩いてしまいました。帰りも見物しながら川べりを歩いてしまい、べらぼうに足が疲れました(^-^;

でもまあ、徒歩だと間違いなく到達できるので、旅先ではほとんど徒歩で済ませてしまいます。


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杉原が発行した「命のビザ」をあらわしたプレート。↓↓↓


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真夏だったので桜の花は咲いていませんでしたが、けっこうな面積なので春はきれいでしょうね。



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この桜の園を抜ける道を上がっていくと、国立の美術館があります。入場して鑑賞しました。


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内部は撮影しませんでしたが、リトアニアの作家の絵画や彫刻、とても好みでした! なんとなく不気味さが漂うというか、でもどことなくユーモアがあるというか。底抜けに明るい感じではないのですが、そこがなんとも惹かれました。

あとで行ったラトヴィアやエストニアもとても好きになったのですが、なんとなくリトアニアには、より親近感がもてます。それは、杉原千畝との関連で日ーリ関係が深まっていることもあるでしょうが、土地の感じや生み出されるものが好みということもあるのかも、などと思いました。

美術鑑賞でさらに足は棒のようになったのですが、せっかくなので、超近代的で個性的なビル群を見ながら徒歩で帰途につきました。

このビルとかすごくないですか!?


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上の写真のぐにゅ~んと曲がっているビルは、下の写真のビル(マンション?)を丸く囲むように建っているのです。


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今回、ヴィリニュス、キックスクーターが大流行。特にこういう新しい地区や川べりではビュンビュン走る走る!! 電動のものもあったりして、すっごいスピードなんです。停めるところを気にしなくていいし、楽だろうし、私たちも購入して街をまわりたくなりました!( ´∀` )

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と歩いていくと、ショッピングセンターが。ここで丸ビルも発見!


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大型ショッピングセンターにも入ってみました。まあ、特に面白くはないです。どこもホント一緒。こういう大型店舗って。


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いいかげん足が限界だったのですが、ここまで来たらついでだ(?)ということで、川に沿って旧市街方面へ、てくてくてくてくてくてくてくてく、、、、、

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お城が見えてきた! もう少しだ!と励まし合いながら。見えてからもだいぶ距離はあるのですが(笑)

無事、旧市街側へたどり着きました! ちなみに明るいですが、18時半ごろです。日が長いリトアニアの夏。


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電気の機関車かわいいなあと見ながら、さらに歩いて、宿へと帰ったのでした。(⌒∇⌒)

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つづく。




by chekosan | 2018-12-22 18:40 | バルト3国 | Trackback | Comments(0)
2か月近く経とうとしているのに、なんだかちっとも進まないバルト3国紀行シリーズです。

リトアニアは昨年夏に来たので、そのとき見逃したところを中心に回りました。

宿からすぐそこのヴィリニュス大学。旧市街の中心にあります。いくつもの建物が連なっていて、中庭で繋がっています。中に教会もあり、その塔の上からは絶景が楽しめます。

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街を一望できるということは、それだけ高いということで、、、登りはエレベーターを使って、一気にぐううーんと上がったのですが、それがけっこう怖かったので、下りは階段でゆっくり降りようと思ったら、甘かった。

木製で下が見える階段はもう恐ろしいわ、一段が高いので足にくるわ… その日はもう足がガックガクでした。(^-^;


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大学構内は夏休み中のため、見学客しかいませんでした。


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これが大学のキャンパス内… 夢のようですよねえ…

本屋さんに入って本をどどんと買って、振り返ったらこの内装!!


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大学構内に小さい画廊もありました。

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ヴィリニュスの風景画の版画を一枚買いました。額装しようと思います。


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大学のなかには古い図書館などもあるのですが、本も買ったので、構内はこれくらいにとどめて。


お昼ごはんを食べるところを探しがてら歩いていたら、大統領府に。

独立100年のオブジェがありました! 記念日はもうだいぶ前に終わっているので何もないかなと思っていたら♪


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つづく



by chekosan | 2018-10-17 20:06 | リトアニア | Trackback | Comments(0)

バルト3国の旅を終えてから既に一ヵ月以上が過ぎてしまいました…
しかし、このまま忘却するわけにはいきません。細々とでも記録をば…


今回は、リトアニア~ラトヴィア~エストニアの順で回りました。
リトアニアは昨年、10泊して多少は慣れているので一番先に。そのあとは北上していって、ヘルシンキに一番近いエストニアを最後にすれば、最終日の滞在がちょっとでも長くなると考えました。


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           ヴィリニュスの空港。鉄道駅みたい。いや鉄道駅の方が大きいような気も?


しかし、一回行ったくらいで「慣れている」などというのは大変厚かましい感覚だということがよくわかりました。緊張感なく旅を始められたのは確かですが、小さなところでいろいろしくじりました。


第一の失敗は、最初の宿のオーナーとすれ違ってしまったこと。ふた部屋を民泊に供している人なのですが、予約時に昨年と同じ部屋で取れたと思っていたら、もう一つの部屋だったのです。ところが、この2部屋、ごくごく近いけど、同じ建物ではない。で、空港で「これからタクシーで宿に向かうからよろしく~」とアバウトに連絡したものだから、しばらく落ち合えず、、、

正確に何時何分に●番地で会いましょう! と書けば問題なかったのです。思い込みは失敗のもと。

実は昨年もうまく落ち合えず、しばらくキョロキョロした挙句、スーツケースを引きずってインフォメーションセンターに行き、そこから連絡をとったのですが、今回はすでに閉館時間を過ぎていて… 学習していない。

Wi-fiルーターを借り惜しむんじゃなかったと軽く後悔。でもまあ日は長いし、人はいっぱいいるし、治安いいし、そこらへんにwifi飛んでるからそのうち繋がるだろうし、どうしても繋がらなかったらどこかのお店に頭下げにいったらいいし、そのうちオーナーが様子見に来てくれるだろうと、半分焦りながらも半分楽観的に、昨年の宿の前でスマホを掲げ、Wi-fiを拾う私と息子。

しばらくして連絡がついたら、数分も経たずにオーナーがニコニコ迎えに来てくれて、そのときようやく泊まるのがもう1軒の建物だと判明したのでした。(^-^;  旅力(造語)ないですよね。


と小失敗はしましたが、オーナーは相変わらず感じがいい人だし、宿は超一等地の2DKなのに格安だし。チェックインの手続きを済ませた後は、勝手知ったスーパーに買い出しに行って、でもそんなに食べたくもなかったので、持ってきたカップヌードルをすすって、翌日から精力的に動き始めたのでした。



以下、お宿紹介。

ふつうのアパートメントなので、生活できる広さ。トイレがバスルームと別なのがありがたい。去年の宿もそうでした。リトアニア、宿が安くてホント助かる。


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リビングルームには大型のソファベッドとソファが。ソファベッドは息子が使用。それでも広々。スーツケース2つを開けっぱなしにしてもまったく邪魔に感じない広さでした。


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こちらはソファとして、何度か使用。


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寝室は私が一人で使用。この部屋も広い。窓からはヴィリニュス大学が見える。


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と、広々2DKだったのですが、私はダイニングキッチンにいることが多かったかな。ソファよりもテーブルと椅子の方が調べ物したりするにはいいんですよね。



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着いたその夜に食料を買い出し。1000円だったか、、、2000円はいかなかったような、、、


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こうして速攻で生活感溢れる部屋に。

着いた夜はカップヌードルでささっと。翌朝は、朝っぱらからポークソテー、出来合いのサラダ、パウチのかぼちゃスープ、持ってきた白ごはん(レンジでチン)、なにかのジュース、お茶だかコーヒーだか牛乳だか、でした。



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リトアニアは何を食べてもおいしいのですが、一皿の量が多いので、外食が続くと胃をやられるのは必至。朝晩は自炊するつもりで、どの都市も、こういうアパートメントタイプの宿ばかりにしたのでした。

どこも観光地のどまんなかにしたので、ひょいひょい部屋に戻って荷物を置いたり休んだりできて、大正解でした。


by chekosan | 2018-10-07 17:01 | リトアニア | Trackback | Comments(0)
EU加盟国の作品を約1ヵ月に渡って上映するEUフィルムデーズ2018、日本では東京、京都、広島で開催中です。

京都文化博物館で、リトアニアの映画「エミリヤ、自由への闘い」を観てきました。



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1972年のリトアニア、カウナスが舞台です。
新人舞台女優エミリヤの過去と、現在(1972年)が交錯して進んでいきます。

話が進むにつれ、エミリヤの過去が次第にわかっていくミステリー仕立てになっています。

劇団の歓迎会の席でエミリヤは、父の遺品である革の手帖に書かれた詩をそらんじます。
それをもとに劇団の監督が戯曲を書き、上演を企てます。

戯曲はリトアニアの歴史物という設定ですが、現体制への批判ももたせています。
事前の検閲では上演禁止かと思われたのですが、なんだかんだで上演にこぎつけます。



細部に関しては、それ必要かなあというラブシーンや、ちょっとよくわからないところ、
なぜここが合成なのかと思うシーンなどもありました。

カウナスが舞台なのに、街並みがあまり出てこなかったのもちょっと残念。
原題 Emilija iš Laisvės alėjos のライスベス通りと、そのどんつきの教会は出てきましたが。

昨年夏に撮った教会。とても大きいんですよ。


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とまあ、あまり制作費用をかけられなかったのかなという感じがしなくもなかったですが、
そのちょっとチープな感じが1972年のリトアニアの雰囲気をうまく表している…のかも?

とはいえ、面白かったです。とくに、劇中劇の部分はとてもよかったです。
主役を務めたエミリヤの演技が真に迫っていました。
詩の力を感じました。



細かいところでは、拘束服の使い方(着方?)がわかったのも収穫でした。

リトアニアのヴィリニュスにある通称KGB博物館の牢屋に拘束服が展示してあったのですが、
袖があまりにも長くて、どのように使うのかと思っていたのです。

おどろおどろしいですね… 旅先では、こんなのばかり見て回っています…


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見学先は暗い怖い重いところばかりですが、しかし! 街はきれいだし、居心地はいいし!
すっかり気に入ったリトアニア、今年の夏も行く予定です。




by chekosan | 2018-06-16 23:50 | 本、書評、映画 | Trackback | Comments(0)
夏にリトアニアで見てきたホロコースト関連の「現場」の保存と公開について小論をまとめました。


リトアニアにおけるホロコーストの記憶」流通科学大学論集 第30巻2号 2018年1月発行。
本文はこちらからオンラインで読んでいただけます


ここ2、3年、「過去をどのように伝えるか」「負の遺産を現在と未来にどう生かしていくか」「教育、文化施設は政治的・歴史的関心をどう扱っているのか」という関心をもっています。

2016年度は学内の助成を得てベルリンとプラハを訪問し、そのうちベルリンの国家保安省関連施設についてまとめました。なぜかアクセスしてくださる方が途切れず驚いています。ドイツはやはり層が厚いのか? 「負の遺産をどう伝えるかー旧東独のシュタージ(国家保安省)関連施設の事例ー


2017年度も学内の助成を受けることができ、夏にリトアニア、先週はポーランドに行くことができました。研究課題名は「初年次教育と専門教育を架橋する中間教育構想ー国際理解能力育成の視点から」です。

これは他大学に勤めている某M君との共同研究で、彼とは研究や教育上の関心と対象地域が重なっているので、近いうちに成果を著作にまとめようと計画しています。その一環です。


リトアニアには、杉原千畝氏の領事館跡を訪ねる目的で行きました。日本における杉原の受容の変遷と現状をまとめようかと思っていましたが、行ってみると「第9要塞」や「パネリアイの森」、旧ゲットーの地区といった現場や、各博物館の展示のあり方に強い印象を受けました。リトアニアという土地にもかなり魅了されました。そこで、杉原関連の記述はごく一部にして、リトアニアでのホロコースト関連施設の現状を概観するものにしました。

冊子の方にもかなりクリアな写真を載せられたのですが、いかんせん白黒なので、またブログでカラー写真と共に補足などをアップしていこうと思います。

ということで、今回は、この論稿には使わなかった写真を少し。

カウナス(杉原千畝氏が領事館を開いていた街)のはずれにある第9要塞です。ドイツが侵攻したとき、ここで5万人が殺されました。いまは要塞の屋根を緑が覆っていて、丘と一体化しています。



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同じく第9要塞の丘に、ソ連時代(リトアニアではこの時代も「占領」と表現します)に造られた、8階建てビルに相当する高さのモニュメント。ソ連のつくるモニュメントはとにかく大きいですね、どこも。でも、写真ではあまり巨大さが伝わらないなあ。


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by chekosan | 2018-02-13 12:21 | 書いたもの | Trackback | Comments(0)
リトアニア9泊11日の旅行で訪れたのは、カウナスとビリニュス、
そしてビリニュス近郊のパネリアイというところでした。

これらの移動はすべて鉄道にしました。
一番の理由は、カウナスの駅は、杉原千畝が領事館を撤収してベルリンに移るときに、
最後の最後までユダヤの人々にビザを発給したといういわれのあるところだから。



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また、私がバスよりも鉄道の方が好きということもありますし、
乗り物酔いしやすいチビッコでも多少はマシだろうという算段もありました。

あらかじめインターネットで個人の旅行記などを読んで当たりをつけておき、
前日に再度、Googleで時刻や所要時間などを調べて、切符は駅で直接買いました。

結論から言って、リトアニアの鉄道は、清潔、正確、簡単、快適、安価!
まったく心配なく移動できます。おすすめ!


カウナスの駅舎をホーム側から見た図。

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駅舎内。天井が高~~い!  
右手奥には切符売り場があります。有人の窓口で難なく買えました。
自分でダイヤを調べておいて、便を指定して買うのが普通のようです。



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電光掲示板もわかりやすくて何の心配もなし。

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駅には改札がありません。車内検札です。切符はレシート状。
一桁少なくありませんか?というくらい安くてびっくり。


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カウナス→ビリニュス間は、途中から、がら空きに。


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特急列車は電源も取れるし、Wi-Fiも使い放題。サクサク繋がりました。
ゴミ箱も座席近くにあって、車内は清潔だし、何の問題もなし。



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ビリニュスの駅舎も天井が高いです~~!


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日本の都市の駅に比べれば小さいですが、カッコイイですよね。


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ビリニュス滞在中に訪れたパネリアイへは鈍行列車で。ちょっと簡素ですね。

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パネリアイは小さな駅。かわいい…。
駅舎の中は入りませんでした。人の出入りも見ませんでした。

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駅は小さくとも、ホームはどこまでも長く。
跨線橋まで歩いてなんていられないので、みなさん普通~に線路上を横断していました。
私たちも、郷に入っては郷に従いましたですよ。


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パネリアイの森は、戦争中、7万人の人が虐殺された場所です。
今は国立のメモリアルになっています。(別途アップ予定)

列車や徒歩で連れてこられた人たちにとっては恐怖と絶望の場所でした。

今の、この青く清々しい夏の空と、疾走する近代的な赤い特急列車が織りなす
美しい風景からは想像できませんが…


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ビリニュスの駅に隣接するカフェ?には、謎の巨大おじさん。

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ビリニュス駅のホーム側はこんな感じでした☆


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by chekosan | 2018-01-09 17:14 | リトアニア | Trackback | Comments(0)
カウナスはリトアニア第2の都市で、かつては首都であったこともありますが、
一日で歩き回れるくらいのこじんまりとした街です。

そのわりには、6日ほどいても、杉原千畝の記念館とホテル以外では、
日本人観光客は全然見かけませんでした。

ビリニュスから日帰りで来て、杉原記念館だけ見ていかれるのかなあ。
それはあまりにもったいない。

旧市街の広場にちょこんと建つ旧市庁舎も、外観の写真はよくアップされていますが、
中まで入る人は(日本人に限らず)、あまりいないのかなという感じ。

ここは観光案内所もありますし、その奥の見学は有料ですが、その価値はあります。
市の博物館になっていて、ガイドさんもとっても親切。
高齢の方々でしたが、わかりやすい英語で親切に解説してくださいました。


今は特別な式典などに使っているというホール。天井が高い!
ガイドさんが写真を撮ってくださいました。


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カウナスのシンボルは牛。カウだけに…ってリトアニア、英語じゃないし!
調子にのって、ガイドさんにお願いして、旗を広げてもらいました。


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執務室。

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歴代の市長さんたち(だったと思う)。

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特別な式典などで使うもの。

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ほかにもカウナス市に関する歴史的な資料や現物などが展示してあって、写真も撮らせてもらえました☆
多すぎるので割愛。

そして、狭~い隠し階段みたいなところを降りていくと、、、


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地下には、意外にも広い空間が! 
何部屋もあって、市の歴史がわかる展示や、発掘品などを展示しています。
ここでは、また別のガイドさんが案内をしてくださいます。

企画展示だったのかグロキモ可笑しい現代美術もあったのですが、それはアップを控えるとします。

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地下といえば、お約束(?)の地下牢もありましたよ… 狭いよ~、暗いよ~…

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これは発掘品だったかと思います。


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サイコロクッション?なんかもあったり。

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建物自体もいいし、展示もいろいろあるし、ガイドさんたちは感じがいいし、
思いがけず充実した見学となりました。


観光案内所では、郊外にある「第9要塞」への行き方も教えてもらいました(別途アップ予定)。
リトアニアの観光案内所のスタッフは、みなさん、きれいな英語を話されます。

案内所にはお土産も売っています。
カウナス模様のトートバッグは、ここでしか見かけませんでした。
色違いで白だったかもありましたよ。
カウナスの文化を紹介している本は無料でいただけました。



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日本語のマップもありますよ。カウナスいいとこ、も一度行きたい。

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市庁舎のある旧市街の広場。
街も広場も小さいですが、周りには格の高い教会がいくつもありますよ。



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by chekosan | 2018-01-08 21:12 | リトアニア | Trackback | Comments(0)

ちっとも進まないリトアニア旅行記。次の旅行に行く前に記録しておこう。


自転車推奨の街カウナス。目抜き通りにも自転車レーンや自転車立てが整備されています。
乗ってる人はそんなにたくさんは見ませんでしたが、走りやすそうです。



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下は交差点。道路を横断するときには、ぶっ飛ばして来る車をやり過ごしてからと思って待っていたら、
ちゃんと停止してくれました。実に快適に街歩きができました。




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by chekosan | 2018-01-07 19:59 | リトアニア | Trackback | Comments(0)
誕生日~香港研修引率~風邪~授業開始で、充実していたけど、あっという間だったようなひと月。

あいかわらず、怖い系暗い系が並ぶ読書記録。特に最後のホロコースト回想録なんて、夜に読んでしまって怖くて眠れなくなった。でも、貴重な証言がたくさん綴られ、さまざまなことを深く考えさせられた本だった。今月のMVP。残酷なシーン満載なので、おすすめはしにくいけど。


9月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:2951
ナイス数:296

怖い絵のひみつ。 「怖い絵」スペシャルブック怖い絵のひみつ。 「怖い絵」スペシャルブック感想
大人気の美術展、「怖い絵」展の紹介本。中野京子氏のベストセラー『怖い絵』シリーズで紹介されている名画を含む、さまざまな「怖い」絵を集めた企画展。キャッチコピーは『その闇を知ったとき、名画は違う顔を見せる。』。本書は、同展の主な作品の解説や展覧会にまつわる秘話、中野氏と宮部みゆき氏の対談など。この美術展、兵庫会場に行ったがたいへんな人で、解説板を読むのもひと苦労。先に本書で予習しておいて正解だった。表紙やチラシにも使われている絵は確かに良かった。大きくて、緻密で、肌やドレスの質感がとても美しい。
読了日:09月02日 著者:中野 京子


怖い絵 (角川文庫)怖い絵 (角川文庫)感想
悪魔や人殺し、戦争といった「怖さ」だけではない。現代では考えられないような残酷な風習や習慣、人の心の闇やよこしまな気持ちを露わにしている「怖い」絵もある。「とにかく絵を見て何かを感じてみましょう」という日本の美術教育に中野氏は疑問を呈する。西洋の絵画には神話や宗教、時代の背景を知らないと寓意がわからないモチーフ、題材がたくさん出てくる。その意味を知ることで、絵は俄然、面白くなる。月イチ書評で取り上げました。https://www.kansai-woman.net/Review.php?id=201166
読了日:09月03日 著者:中野 京子


約束のネバーランド 5 (ジャンプコミックス)約束のネバーランド 5 (ジャンプコミックス)感想
いよいよ脱出。もともと現実離れした話ではあるが、ますます超人になっていく子どもたち、異世界みたいな外の世界。ハウスにいる頃の方が面白かったな。。。
読了日:09月08日 著者:出水 ぽすか




復讐専用ダイヤル―赤川次郎ショートショートシリーズ (赤川次郎ショートショートシリーズ 1)復讐専用ダイヤル―赤川次郎ショートショートシリーズ (赤川次郎ショートショートシリーズ 1)感想
図書館に行ったついでに小5息子に適当に何冊か見繕った一冊。自分が一気読みしてしまった。赤川さん、久しぶり。何十年ぶりかな。一時期ずいぶん読んだなぁ。相変わらず読みやすくて面白い。こちらは短編集。携帯電話がない時代の話もあるのでだいぶ昔の作品なのだが、全然古びない。ちょっとブラックでちょっと人情味があって。また時々気分転換に赤川さんの本、手に取ってみよう。
読了日:09月10日 著者:赤川 次郎


とりつくしま (ちくま文庫)とりつくしま (ちくま文庫)感想
心残りのある死者が一つだけ何かモノに取り憑けるというお話。学生がすごく感動するんですと勧めてくれた。ピュアだなぁ。私なら、、子らのベストオブぬいぐるみなら捨てられずにそばに居られるかなとか思ったけど、やっぱりいいや。家族が嘆きかなしむ様子を見るのは辛いし、落ち着いてきた頃に聞きたくないこと見たくないことを知ってしまうのもヤダし、自分の存在が忘れられていくのを見るのも嫌だな。しばらくしっかり悲嘆にくれてもらったら、あとは私のことは忘れていいから明るく生きていってほしいなぁ!
読了日:09月11日 著者:東 直子


怖い絵 泣く女篇 (角川文庫)怖い絵 泣く女篇 (角川文庫)感想
怖い絵シリーズ2作目。絵が描かれた当時の常識や風習、考え方、流行りがわかると、面白く感じなかった絵の面白みがわかってくる。それでも絶賛されるほどの名画なのかよくわからないものもあるが、それは文庫という小さなサイズに押し込まれているからかもしれない。ところでルーベンスの時代ならアタシも三女神の争いに仲間入りできたんじゃないかしら。生まれる時代間違ったわ〜(´∀`)
読了日:09月11日 著者:中野 京子


あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 (520))あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 (520))感想
子どもの頃から気になっていた本をようやく読んだ。ドイツ人少年のぼく一家は、同じアパートに住むユダヤ人のフリードリヒ一家と親しくつきあう。少年の父は20世紀にまさか国家が虐殺を指揮することはないだろうと脱出を拒む。いかにも悪どい家主、一家を助けようとしながらも決定的なところでは及び腰なぼくの一家、ノリでポグロムに参加してしまうぼく。普通の人々がユダヤの人々を追い詰めていく様子が淡々とリアルに描かれる。三部作のようなので続きもまた読みたい。
読了日:09月12日 著者:ハンス・ペーター・リヒター


夜の記憶:日本人が聴いたホロコースト生還者の証言夜の記憶:日本人が聴いたホロコースト生還者の証言感想
著者は生命倫理の研究者。ホロコーストの現場や生存者を直接訪ねた記録だが、肝心のインタビューが大幅に短縮されている人もあるよう。インタビュー相手が既に回想録を出しているような人ばかりだからか? 挨拶部分や「話を聞いてのまとめ」的コーナーを排して、できる限り生の証言を採録して欲しかった。全体的に情緒的で思い込みや想像に基づく記述が多いので留意する必要がある。ところで、第2世代、第3世代へのホロコーストの影響については別の機会にという記述が何度か出てくるが、研究成果はもう出されないのだろうか。
読了日:09月14日 著者:沢田 愛子


おわらない音楽 私の履歴書おわらない音楽 私の履歴書感想
日経新聞「私の履歴書」に加筆修正したもの。疾風怒濤な小澤氏のこれまでをざっと追える本。すごい密度、すごい交友関係。恩師への尊敬の念と、自らも次の世代を育てようと教育活動に力を入れているところに感動。おかげで、我が息子も、小澤征爾音楽塾の青少年無料招待リハ公開で、小澤征爾指揮カルメンをかぶりつきで観ることができ、良かった良かったと大興奮して帰ってきた。初めてのオペラがそれだったおかげで、すっかりオペラ好きになった模様。一流は違うと思った次第。私も小澤氏の公演、聴きに行きたいなあ。
読了日:09月17日 著者:小澤 征爾


日本に来たユダヤ難民: ヒトラーの魔手を逃れて 約束の地への長い旅日本に来たユダヤ難民: ヒトラーの魔手を逃れて 約束の地への長い旅感想
著者はイスラエルの建国に携わり宗教大臣を務めた人物。ポーランドからのユダヤ難民の救出に奔走した回想録。団体名や派閥名、宗教上の用語が頻発してわかりづらい。一覧と注釈が欲しかった。著者自身、杉原千畝の発給した通過ビザを持って日本に来た難民ではあるが、その話は一部である。杉原については深い敬意と謝意を持って記してあるが分量は多くない。なお最近インターネット上でユダヤ人の恩人として拡散されている人物についてはかなり厳しく否定している。
読了日:09月19日 著者:ゾラフ バルハフティク


日本人に救われたユダヤ人の手記日本人に救われたユダヤ人の手記感想
リトアニアで生まれ育ったユダヤ人少年のホロコースト回想録。杉原関連本には、杉原との交流部分ばかりが引用されるが、本書はそれ以外の体験の方が断然面白い。面白いという表現はそぐわないかもしれないが…本書で語られているユダヤ人に対する迫害、殺害、略奪の様子は生々しく残酷で非常にショッキングである。それでもカウナスではユダヤ人同士の結束が固くコミュニティの信頼関係が崩れなかった。詳細は、この夏、かつてのゲットー跡を訪れた記録と併せてブログに。http://chekosan.exblog.jp/27140033/ 読了日:09月22日 著者:ソリー ガノール





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by chekosan | 2017-10-01 14:02 | 読書記録 | Trackback | Comments(0)