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by chekosan
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8月第2週、退屈そうな下息子を連れて、美術展巡りをしてきました。

まずは、地元・滋賀の佐川美術館で開催中の「イスラエル博物館所蔵 ピカソ ひらめきの原点」展です。

完全予約制なので、空いてそうな日時を選んで、車でブーン。佐川美術館はちょっとアクセスが悪いので、自家用車の割合が高いのですが、さすがに夏休みでピカソ、バスで来られているお客さんも多かったです。


ほぼ版画に特化した展覧会で、作風の変化がよくわかり、興味深かったです。出品数も多くて、うむ納得、という感じ。


真夏の美術展巡り①「ピカソ ひらめきの原点」@佐川美術館_b0066960_16434234.jpg


ただ、あまり印象に残る作品はなかったかな…? そのあとにいろいろ行ったせいかもしれませんが。

あ、2~3点、いいなと思う作品もあったんだった。でもグッズになっていなくて、手元に残ってないので忘れてました。

そうそう、それと、最後にピカソ自身が被写体となった写真がいくつもあって、「ピカソ、本人が絵になるよな」「元がカッコイイもんな」などと、下息子と話したのでした。

こうして打っていると、だんだんと思い出してきました。やっぱり記録しないといけませんね。(^▽^;)

グッズは、この展覧会のオリジナルではないのですが、あんまり愉快なのでこんなのを買ってしまいました。


真夏の美術展巡り①「ピカソ ひらめきの原点」@佐川美術館_b0066960_16455076.jpg


写真では見えないと思いますが、テーブルの手前にある絵も動くのです!

真夏の美術展巡り①「ピカソ ひらめきの原点」@佐川美術館_b0066960_16461065.jpg


真夏の美術展巡り①「ピカソ ひらめきの原点」@佐川美術館_b0066960_16463196.jpg


昔はせっせと旅先でしおりを買ったものですが、だんだんそういうこともなくなり、でも最近また、ちょいちょいとミュージアムショップで買うようになりました。読書の友として楽しませてくれています。

つづく。




# by chekosan | 2022-08-25 17:05 | 美術 | Trackback | Comments(0)
親子で東京・研究旅行お楽しみ編です。

暑いさなかなので、ややゆったりめに計画した今回の東京詣で。

一日目はお昼ごろに東京に着くようにして、宿に荷物を預かってもらって、早目のランチをとりました。

見つけたのは、日本橋高島屋に入っている昭和レトロ風ブックカフェ黒澤文庫さん。


親子で東京・研究旅行(5)お楽しみ編_b0066960_22203961.jpg


オリジナルブックカバーやしおりが置いてあります。昔の『暮らしの手帖』みたい。素敵なので、クリアファイルに大切に挟んでもらって帰りました。


親子で東京・研究旅行(5)お楽しみ編_b0066960_22221647.jpg


こういうことがあるので、どこへ行くにもA4クリアファイルは必携です(笑) そして、クリアファイルが入るカバンでないといけないので、いつでも大荷物。(^▽^;)

武者小路実篤の絵もありました。


親子で東京・研究旅行(5)お楽しみ編_b0066960_22254121.jpg


こうした家具や小物、祖父の家にあったものを一部、親が残しているので、私も将来レトロブックカフェ開くときに譲り受けて使おうかしら、などと妄想が膨らみます。( ´∀` ) ← そんな資金もパワーもない。本だけはどっさりあるけど。

こちらのお店、雰囲気もいいですが、お食事やコーヒーもとてもおいしかったです。東京に行くとき、また寄りたいです。

一日目のメインイベント、リヒター展から宿に戻って少し休んだあとは、大丸東京店に。

インスタグラムで楽しく見ているミニチュア・アーティスト、Mozu さんの個展「Mozu アートワーク -ちいさなひみつのせかい-」に行きました。

入口には、ミニチュアになれるフォトスポットが♪ 楽しい!


親子で東京・研究旅行(5)お楽しみ編_b0066960_22373249.jpg


ミニチュアは、とても精巧で、遊び心があって、あるある!満載。

親子で東京・研究旅行(5)お楽しみ編_b0066960_22402900.jpg


Mozu さんは、小さなころから絵がお上手で、トリックアートも描かれていたようです。これなんて、ほんと浮かんでいるとしか思えない!

親子で東京・研究旅行(5)お楽しみ編_b0066960_22420258.jpg



旅の楽しみ、おみやげも、今回はじっくり吟味して調達しようと計画に入れていました。前回は駅でバタバタと買って帰ったので。

デパート2軒をぐるぐるぐるぐる見て回って、帰り際に、東京っぽいと思われる和菓子を買ってみました。


草団子
親子で東京・研究旅行(5)お楽しみ編_b0066960_22455836.jpg


舟和さんのあんこ玉

親子で東京・研究旅行(5)お楽しみ編_b0066960_22462316.jpg



大正解でした! 今度から東京みやげはこれで決まり!


そして、おみやげっていうんか?なお買い物もしてしまいました。


親子で東京・研究旅行(5)お楽しみ編_b0066960_22510268.jpg


ランチに行った日本橋高島屋をゆるゆる冷やかしていたら、タッチアンドフローという雑貨屋さんで出会ってしまいました。

IRODORI AZさんによる、一点ものの手作りブローチたちです😊 

なかなか立派なお値段なので、その場は見るだけで引き揚げたのですが、一日経っても冷めなかったので、帰り際にもう一度行って、モルモットを連れ帰ることにしました。

そうしたら息子が、「僕やっぱりチンチラ買うわ」「家へのお土産はもうこれでええやん」なんて言いながら、お買い上げ👀

これは芸術品! 飾って楽しむねん! だそうです。たしかにそれくらいよく出来ているんです。

でも、私は見せびらかしたいので、季節が変わったら、厚めのお洋服とかストールとかにつけようかな。

ダークツーリズム要素に満ち満ちた親子で東京・研究旅行、こうして合い間合い間には、素敵カフェやカワイイ雑貨なんかも楽しむことができました。

訪れたのは8月初旬の猛暑日でしたが、京都や大阪の蒸し暑さからすれば東京の暑さは全然マシ。元気に歩き回ることができました!(だけど、どこも冷房効かせすぎに思います…)

またこうしたネタ探し旅をしたいと思います。

その1~4はこちら↓








# by chekosan | 2022-08-24 09:00 | 美術 | Trackback | Comments(0)
大学2年生の息子との夏休み親子研究旅行、2日目の午後は、少し足を延ばして、空襲を受けた跡がそのまま残る東大和市の旧日立航空機株式会社変電所に行きました。

「西の原爆ドーム、東の変電所」と呼ばれることもある戦争遺跡です。

戦争中に3回、米軍の爆撃を受けた跡がたくさん残っていますが、変電所としての利用には問題がなく、取り壊されたり、修復が施されたりすることなく平成まで使用されていました。

何年か前に確か滋賀県の平和祈念館でチラシを見て気になっていたところ、少し前に整備されて、公開範囲と公開日が増えたという報道を見たので、この機に行くことに。

午前の東京復興記念館の最寄り駅である両国から何度か乗り換えて、1時間半ほどかけて玉川上水駅へ。国立音大生御用達というレストランで昼食をとってから、強い日差しのなか、歩いていきました。

建物は、ニュータウンの公園のなかに保存されています。

旧日立航空機株式会社変電所で爆撃の跡を見る ~親子で東京・研究旅行(4)_b0066960_16242216.jpg


戦跡とか「負の遺産」的なところは、うら寂しい場所にあるものもあれば、このように普通の生活が営まれているところにひょいと残っていることもあります。

たとえば、旧東ドイツのベルリンにあった、いわゆる秘密警察(国家保安省)の施設は、どちらかというと後者のタイプで、以前は地図にも記載されないようなアンタッチャブルな場所だったのですが、今ではスーパーや新しい住宅が増えてきていて、徐々に「普通」の住宅街になってきていました。



どういうところにあるのか、今、どう使われているところなのか、距離感、雰囲気、空間の広がりなどなど、行ってこそわかるものがあると、いつも思います。


さて、建物に入っていきましょう。

旧日立航空機株式会社変電所で爆撃の跡を見る ~親子で東京・研究旅行(4)_b0066960_17005119.jpg



旧日立航空機株式会社変電所で爆撃の跡を見る ~親子で東京・研究旅行(4)_b0066960_16432460.jpg



建物の前には、かつて使われていた給水塔の一部もあります。

旧日立航空機株式会社変電所で爆撃の跡を見る ~親子で東京・研究旅行(4)_b0066960_16444678.jpg


水曜と日曜の公開日には、ボランティアガイドさんたちが案内をしてくださるようです。入場は無料です。


旧日立航空機株式会社変電所で爆撃の跡を見る ~親子で東京・研究旅行(4)_b0066960_16481409.jpg


銃弾(?)が貫通したあとを内部から見た図。

旧日立航空機株式会社変電所で爆撃の跡を見る ~親子で東京・研究旅行(4)_b0066960_16485794.jpg


飛行機は南を背にして飛んできて爆撃するとのことで、こちらの面が集中的に撃たれています。


旧日立航空機株式会社変電所で爆撃の跡を見る ~親子で東京・研究旅行(4)_b0066960_16505657.jpg


鉄筋が見えているところも


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内部の南側にある階段もえぐられた跡がたくさん

旧日立航空機株式会社変電所で爆撃の跡を見る ~親子で東京・研究旅行(4)_b0066960_16545468.jpg


階段の手すりもえぐられています


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旧日立航空機株式会社変電所で爆撃の跡を見る ~親子で東京・研究旅行(4)_b0066960_16554467.jpg


1階の展示室には、この変電所を襲った飛行機の模型がありました。一瞬、縮尺が違うやんと思いましたが、そうではありませんでした。左がB29です。B29って、大きいんですね。


旧日立航空機株式会社変電所で爆撃の跡を見る ~親子で東京・研究旅行(4)_b0066960_17035070.jpg


ガイドさんは地元の方ですが、滋賀にもよくお越しになるとのことで、話が弾みました。

よくわかっておられる方に資料を示しながら説明していただいたおかげで、被害の規模や、戦後すっかり土地の利用が変わったことなどがよく理解できました。


広島の被爆アオギリの種子から育った被爆アオギリ2世

旧日立航空機株式会社変電所で爆撃の跡を見る ~親子で東京・研究旅行(4)_b0066960_17211390.jpg


維持や運営にも費用や手間がかかるだろうに入場無料とは申し訳ない気がしていましたら、旧変電所のクリアファイルが。半額は保存のための寄付になるというので2つ購入しました。「負の遺産」や「記憶と継承」に関する切り抜きの一時保管ファイルとして、早速、活用しています! 


旧日立航空機株式会社変電所で爆撃の跡を見る ~親子で東京・研究旅行(4)_b0066960_17350708.jpg


今回の研究旅行、まだまだスレていない息子は、午前の関東大震災や東京空襲の展示に続いての現場見学に、私以上に感じるものがあったようでした。

若者が(と)何かを見学に行くと、フレッシュな感性が衝撃を受けている様子が見てとれることがあります。それを見ることで、スレた私も、感覚を新たにできることが多々あります。

まあ、こんなとこまで連れてきたのに反応がないなあ、、、ということもありますが。( ´∀`;) (ただ、多分それは、どうやったらここに行き着けるんだろうといろいろ調べて、ついにたどり着いた!という感動と達成感があるかないかも関係しているのかもしれません。だから私は自分で調べて行き着く派)

でも、子らを見ていると、そのときはあまり反応していないようでも、見聞き、経験したことが、蓄積して、繋がっていって、じわじわ熟していって、関心や知識や思想をつくっていってるなあと思います。

ということで、これからも、若者にいろいろ行かせよう、連れ出そう、と思ったのでありました。

おまけ編につづく。


【親子で東京・研究旅行2022夏シリーズ】
その1

その2


その3


# by chekosan | 2022-08-22 17:56 | 負の遺産/記憶と継承 | Trackback | Comments(0)
現代アートの巨匠ゲルハルト・リヒターの「ビルケナウ」鑑賞をメインとした夏休み親子研究旅行、2日目は、現場現物系ダークツーリズムデーにしました。

朝からは関東大震災と東京大空襲の被害と復興を学べる東京復興記念館(都立横網町公園)へ行って、午後からは少し足を延ばして、空襲を受けた跡がそのまま残る東大和市の旧日立航空機株式会社変電所に行くという計画です。

今回の旅で、リヒター展と戦災建物に行くのはすぐ決まったのですが、もう一つどこがいいかなあといろいろいろいろ考えてココに。

決め手は、このレトロな建物でした。

東京復興記念館で震災と戦災を学ぶ ~親子で東京・研究旅行(3)_b0066960_16154568.jpg


こういうレトロ建物に入れるだけでももうけもんですし、この記念館、これまで私の網に引っ掛かってこなかったので(なぜかここは災いに関して学べるところのリストにあまり挙がってこないのです)、それならますます、自分の目で見ておきたいなと。

で、行ってみたら、予想以上に親子で衝撃を受けまして… いやあこれは行って良かったと強く思いました。

建物の手前にも、関東大震災の遺物があります。入る前から、関東大震災の被害の大きさに愕然とします。

東京復興記念館で震災と戦災を学ぶ ~親子で東京・研究旅行(3)_b0066960_16243757.jpg



東京復興記念館で震災と戦災を学ぶ ~親子で東京・研究旅行(3)_b0066960_16250039.jpg


館内にも、震災の火災や猛烈な突風で歪んだものとか、溶けてくっついたビンなどがたくさん展示してあります。

広島や長崎の原爆の熱で溶けたり沸騰したような跡が残ったりしたガラスや瓦などは見たことがありましたが、原爆だからというように感じていました。認識を改めました。

なお、同館には、撮影不可の注意書きはなかったように思いますが、同館の所蔵資料はデーターベース化されていて、インターネットで写真と説明を閲覧することができますので、館内の展示物の写真は、そちらからご覧ください。

さて、この記念館の展示で、なによりショッキングだったのが、この館のある、まさにその場所で、たった一時間ほどの間に、3万8千人にのぼる人々が焼死したという事実でした。

この横網町公園のあたりは、陸軍の被服廠(ひふくしょう:軍服などを作る工場)の跡で、広大な空き地になっていました。

震災が起こると、そこに布団やら家財道具を満載にした大八車を引っ張って、たくさんの人が避難してきます。その数、約4万人にのぼったといいます。

ところが、そこに強烈な風にあおられた炎が押し寄せたのです。

火災は竜巻を起こして、あっというまに人々を焼き殺してしまいました。

関東大震災によって東京で亡くなった方は約7万人なのだそうですが、その半数以上が、この場に避難していた人たちだったのです。

自分たちが訪れている場所が、まさに悲惨な現場そのものであったと知って、だからここに記念館や慰霊堂があるのか…! と、一気に臨場感というか、現実感が出てきました。

関東大震災においても、外国からの救助、救援がさかんに行われたそうです。各国からの支援品も展示してありました。

震災後に起こったデマによる朝鮮人虐殺に関しての展示は、ほんの少しでした。デマをやめようという警察からの掲示物や、竹久夢二の震災に関する連載記事のなかに「自警団ごっこ」の回があったのとくらい? (夢二の連載は冊子で販売されています↓)

東京復興記念館で震災と戦災を学ぶ ~親子で東京・研究旅行(3)_b0066960_18144838.jpg


震災の被害がとてつもなかったこと、「復興」も大きな主題であるので、相対的に扱いが小さくなるのは理解できるのですが、それにしてももう少し取り上げるべきではないのかなと思いました。

同館と、慰霊堂には、関東大震災を描いた大きな絵画も展示してあります。震災直後に現地を訪ねて話を聞いてまわって絵にした写実的なものです。これらも冊子になっていたので買ってきました(上の写真右上)。


東京の戦災に関する展示で衝撃的だったのは、焼け焦げた遺体や、焼け跡につくられたバラックなどの写真です。

警視庁の空襲写真撮影の任にあった石川光陽氏が撮影したもので、戦後、GHQにフィルムの提出を命じられるものの、自宅の庭に埋めて隠し通した貴重なものだそうです。

衝撃を受けて同館を見終えたあと、慰霊の碑や、慰霊堂も見学しました。


東京空襲犠牲者を追悼し平和を祈念する碑

東京復興記念館で震災と戦災を学ぶ ~親子で東京・研究旅行(3)_b0066960_17322348.jpg


東京都慰霊堂(関東大震災と東京空襲で亡くなった方たちの遺骨を安置する施設)

東京復興記念館で震災と戦災を学ぶ ~親子で東京・研究旅行(3)_b0066960_17363641.jpg


震災と空襲、どちらも大変な惨禍で大きな犠牲を生んだことには違いないとはいえ、自然災害と戦争という原因の違うものを一緒に扱うのは、事実や印象や理解が混乱してしまうのではないかという疑問もあります。

実際、私も、どの展示物がどちらのものだったかごっちゃになってしまっている気がします。

とはいえ、同種のその後の惨禍、たとえば阪神淡路や東日本大震災であるとか原爆であるとかよりも取り上げられることが少ないと思われる関東大震災や東京空襲について一度に学ぶことができ、関心を高めることができて良かったです。

また、ここのことも、授業で紹介していこうと思います。

見学を終えて、引き上げようとしたとき、公園内の木に「振り返ると絶景が見れる」という掲示があったので、振り返ってみると…


東京復興記念館で震災と戦災を学ぶ ~親子で東京・研究旅行(3)_b0066960_18040080.jpg


前回の春休み親子研究旅行のときは、六本木ヒルズから東京タワーを見ることができましたが、今回はスカイツリーが見れました!

こういう、思いがけず見れた、というのもお得感があっていいですね(笑)

つづく。




# by chekosan | 2022-08-20 18:25 | 負の遺産/記憶と継承 | Trackback | Comments(0)
春に続いての東京研究旅行 with 上息子、主目的のゲルハルト・リヒター展に続いて、コレクション展(館の収蔵品展)をじっくり鑑賞しました。

リヒターの作品もいくつかありましたし、日本の近代美術の代表的な作品を何点も観ることができました。


おおお、教科書に載っているアレ!

和田三造「南風」
コレクション展の名品たち@東京国立近代美術館 ~親子で東京・研究旅行(2)_b0066960_16015575.jpg


高村光太郎 「手」 

コレクション展の名品たち@東京国立近代美術館 ~親子で東京・研究旅行(2)_b0066960_16073005.jpg

真似したけど、こんなに親指反らない(笑)


佐伯祐三 「ガス灯と広告」

コレクション展の名品たち@東京国立近代美術館 ~親子で東京・研究旅行(2)_b0066960_16093050.jpg


岸田劉生 「道路と土手と塀」

コレクション展の名品たち@東京国立近代美術館 ~親子で東京・研究旅行(2)_b0066960_16104919.jpg

京都国立近代美術館の岸田劉生展でも観ていいなあと思った作品に再会できました!


現代アートの部屋も面白かったですし、

コレクション展の名品たち@東京国立近代美術館 ~親子で東京・研究旅行(2)_b0066960_16131255.jpg


森村泰昌 「Brothers(A Late Autumn Prayers)」

コレクション展の名品たち@東京国立近代美術館 ~親子で東京・研究旅行(2)_b0066960_16140224.jpg


さすが国立、いいのいろいろ持ってるなあと思っていたら、藤田嗣治や小磯良平の戦争画などもありました。

藤田嗣治 「哈爾哈河畔之(ハルハかはんの)戦闘」

コレクション展の名品たち@東京国立近代美術館 ~親子で東京・研究旅行(2)_b0066960_16182714.jpg


実は、これと対となる絵がもう一枚あったそうで、そちらは日本兵の死体がたくさん描かれている凄惨なものだったそうですが、戦争の混乱で失われたそう。

まあ技巧的には巧いんでしょうけど、藤田嗣治にしても小磯良平にしても、やっぱり藤田らしい、小磯らしい絵の方がずっと良いなあと、あらためて思いました。

ほかにもたくさん面白い作品がありましたが、キリがないのでこのへんで。

つづく。

親子で東京・研究旅行(1)はこちら。






# by chekosan | 2022-08-17 16:44 | 美術 | Trackback | Comments(0)