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by chekosan

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元政治囚の人々に賠償金

かつてチェコスロヴァキアには共産主義時代、250万を超える政治囚がいました。
彼らは反体制的な言動をしているとされ、政治犯として刑務所に入れられたり、
強制労働に就くことを余儀なくされた人々です。
1950年代はとりわけ社会への締め付けが厳しく、多くの人々が逮捕されました。

政府は25日、これらの人々に対して、国からの賠償金を年金に加算することを決めました。
当初は1948年から68年までの政治犯が対象でしたが、
その後、閣僚から対象者を拡大するべきとの声があがり、
最終的には、68年以後のいわゆる「正常化」時代の犠牲者に対しても
賠償金を支払うことになりました。

対象者には刑務所あるいは強制労働収容所に入っていた月数×50コルナが年金に加算されます。

一例として、6年間刑務所や強制労働所にいた人の場合、年金に月3600コルナ(約16000円を超えるくらい)の賠償金が加算されるとのことです。

ニュースソースは Radio Prague の記事
Pension bonuses for all political prisoners
Government agrees compensation for political prisoners, including those from "normalisation" era
by chekosan | 2004-11-26 21:46 | チェコ | Trackback | Comments(0)
共産党による一党独裁体制崩壊から15年を迎えたスロヴァキアでは、
ポスト共産主義時代をどのように評価しているのでしょうか。

The Slovak Spectator の記事 Velvet celebration によりますと、
世論調査機関MVKの調査では、回答者の58.8 %が
1989年以後のスロヴァキアについて、その進展に満足していないと答えています。
また65.8%の人が1989年11月以前より生活水準が下がったと答えています。

共産主義体制の復活を望む声はほとんど見られないとはいえ、
現在の民主主義体制への悲観的な見方も無視できない広がりをみせているようです。
by chekosan | 2004-11-24 14:29 | スロヴァキア | Trackback | Comments(0)
ハンガリーはイラクから撤退

ハンガリー議会は、イラク派兵を3ヶ月間延長するという政府の提案を否決しました。
現在ハンガリーは300人強の部隊をイラクに派遣していますが、年末には撤退することになります。

これまでヨーロッパ諸国でイラクから撤退したのはスペインとノルウェーです。

しかし政府は新たな部隊をイラクに派遣することを計画しています。
NATOが創設を計画しているイラク軍・警察の訓練センターを護衛する部隊です。
NATOの任務への参加は議会の承認が不要です。

ポーランドとスロヴァキアの反応

ワルシャワで会談中のポーランドとスロヴァキアの大統領は、ハンガリーの撤退に関して、「拙速な決定はイラクの危険性と不安定性を高める」と警戒感を表しました。

ニュースソースはこちら→Insight Central Europe News 2004.11.19.
by chekosan | 2004-11-20 23:25 | 中欧 | Trackback | Comments(0)
ラトヴィアのヴィチェ=フレイベルガ大統領は、
週明けから新内閣組閣について各党と話し合う予定です。

ラトヴィア議会では10月28日、エムシス内閣の2005年予算案が賛成39、反対53で否決されました。ラトヴィアの法律では、予算案の否決は内閣への不信任と見なされるため、内閣は総辞職しました。

エムシス首相はヨーロッパ初の緑の党の政権を率いていました。
7ヶ月の短期政権となりました。

大統領は第一党から順に話し合うと見られています。
ラトヴィアの議会は100議席です。
第一党は「新時代」で24議席、次に人民党が20議席となっています。
両党はいずれも首相擁立を望んでおり、大統領の調整が注目されます。

関連記事はこちら
Vike-Freiberga to begin coalition talks on Monday
Government falls over budget vote
by chekosan | 2004-11-19 23:24 | ラトヴィア | Trackback | Comments(0)
17日、チェコとスロヴァキアでは「ビロード革命」15周年を記念して、
野外コンサートや演説会など様々な催しが行われました。

ハヴェル前大統領は、1989年に学生デモが機動隊と衝突した場所を訪れ、
花輪を捧げました。集まった市民からはハヴェル氏を讃える声があがりました。
ハヴェル氏は、最近、共産党が勢力を伸ばしていることに関して
「良くないことだ」とコメントしました。

スロヴァキアでも同様に17日を記念する催しがありました。

関連記事
Czechs and Slovaks mark uprising

しかしその前日、スロヴァキアではインターネット上に
かつての秘密警察への協力者に関する資料が流れました。
その中にはズリンダ政権の閣僚も含まれていました。
ただし本人は否定しています。

関連記事
State secretary from Dzurinda's party is alleged StB agent
Secret police files on Internet
by chekosan | 2004-11-18 23:59 | チェコとスロヴァキア | Trackback | Comments(0)

「ビロード革命」記念日

本日は11月17日。
チェコとスロヴァキアにとって大切な記念日です。

1989年のこの日、チェコスロヴァキア(当時)の首都プラハの中心部で、
学生がデモ行進をしていました。1939年にナチス占領下で虐殺された学生、
ヤン・オプレタルを偲ぶ、当局も公認したデモでした。
ところが機動隊と衝突、多数が逮捕されました。

これをきっかけに市民が立ち上がり、抗議運動が広がっていきます。
反体制活動家を中心に「市民フォーラム」が結成され、政府との交渉にあたります。
その結果、共産党の一党独裁体制は終焉しました。
こうした経緯が比較的スムーズであったため、
チェコスロヴァキアの変革は「ビロード革命」と呼ばれます。

1999年の11月、私は「革命」10周年のプラハに行きました。詳しくはこちら
17日は朝から公式行事をまわり、ハヴェル大統領(当時)に握手をしていただきました!!
至近距離でのビデオ撮影もばっちり。私のお宝映像です。

今年は15周年。様々な行事や催しが予定されているようです。
関連記事はこちら(英語)
by chekosan | 2004-11-17 23:11 | チェコとスロヴァキア | Trackback | Comments(0)

はじめに

本日、ブログを開設しました。

「週刊チェコ&スロヴァキアニュース」というサイトを開設しております。
「週刊」とは名ばかりで、メインのニュースはなかなか更新できないでおります。
掲示板も設置しておりませんし、これといって宣伝もしておりません。


※プロバイダを変更したため上記サイトは閉鎖しました。
(2016年2月追記)

にもかかわらず、最近、ちょこちょことメールをいただくようになりました。
他サイト様からのリンクのご依頼、催しものの掲載のご依頼、
あるいは少し専門的なことについてのお尋ねといったものです。

細々と発信している情報を探し当ててくださる方がいらっしゃるのは嬉しいものです。

そこでついつい欲が出て、チェコとスロヴァキアに限らず、
中・東欧諸国の情報を発信したいと思うようになりました。

でも新たなHP作りはめんどくさい。メインのサイトさえ定期更新できていないのに。
そこで気軽に書き込めるブログを採用しました。
ネタには事欠かないはず。
さて、どれだけ更新できるでしょうか…
by chekosan | 2004-11-17 16:40 | はじめに & プロフィール的なもの | Trackback | Comments(0)