中・東欧、ロシアのこと&大学教育のことを発信します


by chekosan

カテゴリ:美術( 15 )

リトアニア映画を観たあと、同じ京都文化博物館で開催中の「オットー・ネーベル展」を鑑賞しました。


b0066960_14014113.jpg


チラシやポスターに使われているデザインがこちら。パウル・クレーとかカンディンスキーみたいだなと思ったら、やはり彼らと交友関係にあり、影響を与え合った人物でした。


b0066960_14053590.jpg


ネーベル自身はバウハウスで学んだり活動したりしたわけではないですが、影響は受けていたようです。
展覧会には、バウハウスで生まれたケトルや電気スタンド、ソファやラグなども展示されていました。

カッコイイですよね、バウハウスのデザイン。直線と丸とか球とかでビシッ、キリッしていて。

しかし彼らはナチスに退廃芸術として弾圧されます。ネーベルやカンディンスキーはスイスに逃れることになります。



そうそう、それより前、第一次世界大戦のあとにドイツで起こったハイパーインフレのときの緊急紙幣も展示されていました。100万、200万、1億、そして5億マルク紙幣!

ハイパーインフレの話は授業で毎年しているので、本物の紙幣が見れて嬉しいです(撮影は不可)。



クレー、カンディンスキー、シャガールといった同時代の芸術家の作品も展示されていました。
初期の作品はシャガールに、のちにはクレーやカンディンスキーに似ています。

おっ、これいい! 洗練されてる! と目を引いたのは見事にカンディンスキーでした。
もちろん好みもあるのだと思いますが。



ネーベルは、さまざまな技法やアイディアを生み出して、だんだん抽象度を増していきます。
ルーン文字シリーズなどは、ぐるっと回って壁画や地上絵のよう。

展示の途中には、撮影可のコーナーもありました。
かなり抽象度が進んだころの一連の作品でした。

そのうち気に入ったのを撮ってきましたが、細かさや輝き、絵の具の厚みは、写真では再現できないですね。やはり絵画は実物を生で見るのがいいですね。



b0066960_14260872.jpg

「赤く鳴り響く」



「輝く黄色の出来事」

b0066960_14262892.jpg





b0066960_14265462.jpg


「黄色がひらひら」



「純潔と豊潤」

b0066960_14272872.jpg





オットー・ネーベルさん、こんな人です。一人で行ったのでツーショットは撮れませんでした。´・ε・`
会場内の説明パネルには、シャガール、カンディンスキー、クレーなどの似顔絵もありましたよ。


b0066960_14093003.jpg


さて、展覧会のお楽しみ、ミュージアムグッズ。
ネーベルのデザインはグッズ向けで、どれも素敵。あれこれ欲しくなりました。

一筆箋、マスキングテープはネーベルの作品からのデザインです。
この手の文具、使い切れないくらいあるからやめておこうと思うのに、うっかり増やしてしまいます。
でも、ネーベルのマスキングテープは、かなりカッコイイと思います!!

バッグはカンジンスキーのデザインです。持ち手の長さが良さそうで買ってしまいました。
トートバッグも買いすぎなのですが、ついつい…


記念講演会のタイトルも「知られざる画家 オットー・ネーベル」と、やはりメジャーではないと言っていいのでしょうが、得した感アリな展覧会です☆ 6月24日まで。




b0066960_14285677.jpg


[PR]
by chekosan | 2018-06-17 15:05 | 美術 | Trackback | Comments(0)
嬉しい嬉しい連休です!

一日目は、佐川美術館(滋賀県守山市)で開催中の
「神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世の驚異の世界展」に行ってきました。


b0066960_09173685.jpg

ルドルフ2世は、プラハに都を移して、芸術や科学の発展に力を入れた皇帝。

世界中から、動植物や鉱物や、その他さまざまなものを蒐集し、
今でいう博物館のような空間をつくりました。

↓↓ 今回のグッズ売り場でゲットしたクリアファイルから ↓↓

b0066960_10000172.jpg

b0066960_10013652.jpg


ルドルフ2世は、お抱えの画家や錬金術師に腕を振るわせました。
それによって、自然科学、化学、薬学が飛躍的に発展しました。

プラハのお城のなかにある黄金小路というこじんまりしたお家が並ぶ人気スポットは、
そんな錬金術師たちが住んでいたところだったとか。

お気に入りの画家のひとりが、今回の呼び物でもあったアルチンボルドです。
野菜や花などで構成された人物画でおなじみ。

彼は、ルドルフ2世の肖像画(?)も描いています。
下の写真は今回の展覧会のチラシ。

手前のフリフリを着ている男性がルドルフ2世。
真ん中の野菜人間は、ルドルフ2世を古代ローマの神ウェルトゥムヌスになぞらえた絵です。

ウェルトゥムヌスは、果物と果樹、季節の移ろいをつかさどる神様だそうで、
主題としては失礼ではないでしょうし、ルドルフ2世もこの絵を気に入ったとのことですが、
喜ぶんだコレ…とかちょっと思っちゃいますね(笑)


b0066960_10102142.jpg

アルチンボルドは、同時代や後の時代の芸術家にも大きな影響を与えました。
今回も、アルチンボルド風の絵画が何点か展示されていました。
が、やはり本家からすると、、、かなり違いますね。

現代作家による立体化作品も展示されていました。
ここは撮影&拡散大歓迎コーナーだったので、私も息子に何枚か撮ってもらいました。

ここには、春夏秋冬揃いぶみ写真をアップしておきます♪


b0066960_10441930.jpg


入り口にあったのも、アルチンボルド風の造形作品です。
実は今回一番気に入りました。

ジブリのアニメに出てきそうですよね。


b0066960_10203406.jpg

b0066960_10221408.jpg


展覧会のお楽しみ、ミュージアムグッズ。

Tシャツの柄は、ドードー鳥。珍奇な動物として当時の絵画に描かれています。
いまは絶滅したと言われていますが、当時は元気に愛嬌ある姿を見れたのですね。

花の絵は、ヤン・ブリューゲル(父)「陶製の花瓶に生けられた小さな花束」(1607年頃)。
花瓶に生けた花を描くというのは、実はこの頃に編み出された表現方法なのだとか。

この花束も、かなり多様な花が描き込まれています。
単に、きれいなお花、というのではなく、植物コレクション的な意味を持っているのですね。

なのですが、サイズ的にはかなり小さな絵だったのも、へえ~、でした。

b0066960_10173265.jpg

手前の手回しオルゴールは、小6の息子が選んだ、ブリューゲルのバベルの塔柄です。
ウィーンの美術史美術館に所蔵されている作品です。今回は展示されていません。

バベルの塔を主題にした絵は、2点ほどありました。
いずれも似たような構造、構図になるのが面白いですね。

聖書にそこまで詳しく、塔の構造が書いてあったかは覚えていませんが、
もしその頃に超高層ビルを建てるとしたら、
当然こうなっただろうという共通理解で描かれているということでしょうか。

小6息子が、「バベルの塔って、ほんまにあったん?」と訊いてきたので、
「そやで~、あってんけどな、潰されてもてん」と答えました(笑)
もちろん、直後にちゃんと解説しましたよ!

佐川美術館、アクセスは大変不便なのですが、建物自体も一見の価値ありです。
まわりには何もないですが、館内におしゃれなカフェもあります。

湖周道路は琵琶湖と山を望め、休憩場所もあり、ドライブに最適です。
琵琶湖博物館と組み合わせれば、わざわざ感も薄れるかと思います(笑)
ゴールデンウイークのお出かけにいかがでしょう。

「ルドルフ2世の驚異の世界展」は、5月27日まで開催しています。

b0066960_10540978.jpg

b0066960_10532801.jpg


b0066960_10461363.jpg



[PR]
by chekosan | 2018-04-29 11:04 | 美術 | Trackback | Comments(0)
京都伊勢丹の美術館「えき」KYOTOで開催していた「くまのパディントン展」に行ってきました。


b0066960_14352945.jpg


くまのパディントン、大昔、少女の頃に読みました。

でも何かするたびに失敗して騒動を起こすパディントンに、当時の私はそんなに共感できず(笑)、
たぶん一作か、多くて二作くらいしか読んでないのではないかと思います。

「暗黒の地」ペルーからイギリスのパディントン駅に来て、親切な家庭に連れていってもらったこと、
帽子を被ってダッフルコートを着ていること、
マーマレードが大好きなことくらいしか説明できなかったので、
今回、いろんなエピソードや誕生秘話を知って、とても面白かったです。


b0066960_14384997.jpg

イラストも何種類もあったんですね。
展示してあったもののほとんどどれも、どこかで目にしていました。
でも、あまり違いを認識していませんでした(^-^;

帽子、ダッフルコート、トランクを身に着けたクマというだけで
パディントンだと思ってしまいますもんね。


会場では、パディントンの作者のインタビューなども流れていました。

パディントンは、「このくまの面倒をみてください」という札を首からぶら下げて
パディントン駅にちょこんと座っていたところを拾われます。

↓こんな感じ↓


b0066960_14374048.jpg


これは、第二次世界大戦のときに疎開してきた子どもたちをイメージしていたそうです。

作者の両親も、ドイツから逃げてきたユダヤ人の子どもを2人(だったか)引き取って世話したそうです。

戦争中、ヨーロッパ大陸からナチスの迫害を避けるために、
子どもたちをイギリスなどに疎開させる活動がありました。

ヴェラ・ギッシング『キンダートランスポートの少女』や、
映画「ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち」は、そうした児童救助活動の実話です。

この展覧会と同じ日に観た映画「少女ファニーと運命の旅」も、
救援団体に匿われていたフランスのユダヤの子どもたちが、
途中から自分たちだけでスイスまで逃げるという話でした。

ドイツの力の及ぶところでは、多くのユダヤ人が殺されましたが、
せめて子どもたちだけでもと、助ける側も命を懸けて匿ったり、
安全圏への脱出を手助けしたりした人もいたのです。

「くまのパディントン」自体は、礼儀正しいくまと優しい人々との楽しいお話しですが、
そんな背景を知ると、少し違った見方もできそうですね。


さて、美術展恒例☆お楽しみのミュージアムグッズですが、
伊勢丹という場所にしては予想よりも控えめでした。

出来の良いダッフルコートを着たぬいぐるみがあったらうっかり買ってしまいそうだなぁ、
高いかもなぁ、どうしよう~♪と思っていましたが、
人形系は小さなキーホルダーだけ。ちょっと拍子抜け。

文具や食べ物系では、魅力的なグッズがいくつもあったのですが、
ぐぐっとこらえて、半クリアファイルと名前はんこだけにしました。
はんこは学生たちとやりとりするカードに使いま~す♪

クリアファイルには展覧会のチラシを挟んでいます。
チケットが荷札の形なのがいいですよね♡


b0066960_14412346.jpg

実はこの日はパディントンみたいな青いダッフルコートを着ていたのですが、
一人だったのでパディントンと並んで写真を撮れず… 残念でした! ( ´∀` )


b0066960_14502841.jpg


[PR]
by chekosan | 2018-03-03 14:54 | 美術 | Trackback | Comments(0)
京都文化博物館で開催されている「ターナー 風景の詩」展に行ってきました。

ターナーは昔、ロンドンのテートギャラリーで観ました。

そのときは、大きくて綺麗な風景画を描く画家というイメージしか持たなかったのですが、
3年ほど前に映画「ターナー、光に愛を求めて」を観て、その人生や時代に少し理解が深まりました。



b0066960_22235614.jpg

今回の展覧会は、版画の割合が多くて、それがまたとても良くて。またまたターナーへの理解が広がりました。

ターナーは生きている間から人気があったので、庶民にも手の届く版画や印刷物がたくさん作られたんですね。

さらに、その頃はまだ写真がなく、でも観光旅行は流行ってきていたので、ターナーの風景画はガイドブックとしても歓迎されたそうなのです。

ターナーの風景画は、それもあって、とても正確だったそうです。

イタリアに行ったときなど、半年で23冊のスケッチブックに2000点以上(だったかな?)のスケッチを描いたそうです!

版画の出来も、まあ~~ものすごく緻密で美しかったです。ターナー自ら細かく指示を出し、納得できる作品に仕上げていたそうですよ。


最近の美術展では恒例の顔出しパネルは、エレベーター前にちょこんと置いてありました。
なんか合成みたいにうまくはまっているんですが。いかがでしょうか。
かなりお気に入りです。




b0066960_22370766.jpg






[PR]
by chekosan | 2018-03-02 22:41 | 美術 | Trackback | Comments(0)
今年の展覧会第3弾は、「大エルミタージュ美術館展」。「大」を付けたのがウマイなあ。平日の午後3時でしたが、賑わっていましたよ。

サブタイトルは「オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち」。宗教画や風景画など85点が展示されていたようです。

兵庫県立美術館は入るまでのわくわく感を高める演出が楽しいんですよね。



b0066960_16233526.jpg


b0066960_16235229.jpg

この鳥のコンサートの絵が良かったです。↓


b0066960_16292759.jpg


b0066960_16295169.jpg



b0066960_16241511.jpg

エルミタージュっぽさを演出?

エルミタージュには大昔、ロシア語研修で滞在したときに行きました。でも、もうとにかく建物の豪華さ、大きさに圧倒されて、絵なんか全然覚えてない😅


b0066960_16245463.jpg

階段右の写真↑がサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館ですね。



展示会場を出たところには、又吉さんマトリョーシカが。これは撮影可。


b0066960_16273596.jpg


コレクションをつくった女帝エカテリーナ2世になり切れる撮影コーナーも大人気。一人だったのでいいなぁ〜と横目に見ながらショボンと帰ってきました。

今日は兵庫県立美術館のシンボル、カエルの美カエルもおらず🐸 風が強いからかな。冬眠中?

b0066960_16350695.jpg

[PR]
by chekosan | 2018-01-12 16:13 | 美術 | Trackback | Comments(0)
神戸市博物館で開催中のボストン美術館展に行ってきました。

b0066960_19032949.jpg


古代エジプト時代の出土品から現代美術まで、同美術館の幅広い所蔵品から、少しずつ紹介する構成です。

今回クローズアップされていたのは、所蔵品を収集し、寄贈したボストン市民たち。面白いところに焦点を当てているなと思いました。

日本画や中国の美術品もありますよ。



b0066960_19135290.jpg


こんな感じで絵の中に映り込むこともできるコーナーがあったのですが、一人で行ったので、恥ずかしくてお願いできず😅


b0066960_19155143.jpg


こういういろんな画家の作品から構成される展覧会で思うのは、やはり名の知れている画家の作品は画風というものがあるなあということ。

私はサージェントの作品を目当てに行きました。ミュージアムグッズ売り場で、ご夫婦がサージェントの作品のグッズがないかと探されていて、なんか嬉しかったです。






[PR]
by chekosan | 2018-01-10 19:02 | 美術 | Trackback | Comments(0)
2018年展覧会第一弾、猫ちゃんの写真展に行ってきました。
戌年だけどネコからのスタートです。

小学校に招待券が配布されたおかげで、家族みんなで無料で入場できました。
(一般・大学生500円、高校生以下無料、招待券は2名まで可)

しかも招待券がネコ型にダイカットされていてかわいい!


b0066960_17294608.jpg

ギリシャやイタリア、トルコ、日本各地など、世界中の猫たちの自然な様子を撮った写真展です。

ネコももちろん愛らしいのですが、大きなパネルに展開する風景が素敵で。
いつか南欧やトルコも行きたいなあ~と旅情をかきたてられました。

会場を出たら、猫また猫のグッズ売り場。
私は、超リアルなスタンプとマスキングテープ、
下息子はペン立て、しおり、ストラップを買いました。

学生のみなさん、猫スタンプ、そのうちお目見えするよ♪ お楽しみに♪

b0066960_17333665.jpg




[PR]
by chekosan | 2018-01-03 17:37 | 美術 | Trackback | Comments(0)
バタバタといくつか展覧会に行ってきました(^-^)

b0066960_10084042.jpg

関西大学博物館で開かれていた「ふしぎなサイエンスアート」は、錯視を利用した動く絵。

いや実際には絵は動かないのですが、そのように思えるのです。鯉や女の人がずっとワタシを見つめてくれる。面白いですよ。

二件目は、田中達也 さんのミニチュアライフ展。ミニチュアのフィギュアや食品サンプル、日用品を使った見立ての世界。

タイトルがダジャレってて、とっても楽しいんです♬ 撮影OK、SNSでの拡散OKでした。

一番いいなと思った「隠れた名曲を掘り起こす」。ノートになっていたので購入しました。


b0066960_10172928.jpg

「香港というより「本」港」は実物はなく、写真だけでしたが、この夏の思い出に重なってにやりとしました。

b0066960_10211644.jpg


三件目は、前評判の高い「バベルの塔」展@国立国際美術館。

こんなフォトスポットもありました。バベルの塔って東京タワーよりずっと大きい計算になるんですって。

b0066960_10273769.jpg

呼び物のブリューゲルの「バベルの塔」は、こんなサイズにこんないっぱいよう描き込んだなあ〜という小ささ。

大昔、ウィーンの美術史博物館で見た方のバージョンはずっと大きかったので、不思議な感じがしました。

お昼抜きで向かったので、鑑賞後は館内のレストランへ直行。

展示に合わせた バベル盛りセットにしました。ちょっとバベルの塔崩れちゃってるっぽい気もしなくもないですが、おいしくいただきましたヽ(*´∀`)


b0066960_10263785.jpg

このあともまだまだ魅力的な展覧会があります。いっぱい行きたいな〜。



[PR]
by chekosan | 2017-10-11 10:07 | 美術 | Trackback | Comments(0)
美術館「えき」KYOTOで開催中の「エリック・カール展」に行ってきました。

旅行から帰って3日間、片付けやら掃除やら急ぎの連絡やら書評連載の執筆やらなんやらで家にひきこもっていたので、久しぶりのお出かけです。お友達親子とお会いするのが目的だったのですが、帰りがてらこの展覧会にも行かれるというので便乗しました。

エリック・カールといえば、『はらぺこあおむし』。上の息子がまだ寝転がっているだけだった赤ちゃん時代、並んで寝転がって読み聞かせしたところ、最後にあおむしくんがきれいなちょうちょになるところで、目をキラキラ輝かせて、わああ~~という顔をして興奮しました。おお、乳児でも絵がわかるんだ、あざやかなきれいな色合いにこんなに反応するんだ!と感心しました。

以来、あおむしくんは、そらで言えるほど何度も読み聞かせしました。あおむしくんが次々いろんなものを食べるページを息継ぎなしで一気にたたみかけるように読むのが私流です。

『パパ、お月さまとって!』や『たんじょうびのふしぎなてがみ』なんかも愛読書でした。

◇◇◇

展覧会の内部は撮影禁止ですが、撮影ポイントがいくつかありました。こういうのを見ると素通りできないわたくし。


b0066960_21424645.jpg


展覧会には、赤ちゃん連れのお母さんがたくさん来られていました。入り口にベビーカーが何台も停まっている展覧会って、そうはないですよね。赤ちゃんたちが絵を観ているかは(角度や高さ的にも)微妙でしたが、お母さんたちが幸せそうに語りかけるので、赤ちゃんも満面の笑顔になっていました。お母さんが満たされて、ほわっとなれる時間が持てることは大事だよなあと思いました。

面白かったのは、習作が展示されていたこと。絵本を作る前に、まず普通の紙をノート状に束ねて、そこにサササッと簡単なスケッチを描いていくのですね。その一番最初の段階のものが何点かあったのです。

これがなんというか、子どもの絵みたいな感じで、鉛筆でさらさらっと動物の輪郭だけを描いたものだったのですが、うちのチビッコ画伯にも描けそうなどという不遜な考えがよぎってしまう感じなのです。

もちろん、そこから絵が整っていき、あの絶妙な組み合わせの色や模様が入ると、まったく違うものになるわけですが。わかっていても、なんだか味があって、素朴な感じで、微笑ましく感じたのでした。

◇◇◇

美術展のグッズ売り場、伊勢丹百貨店の子ども服売り場にはカールさんのデザインのグッズがいっぱい。飛ぶように売れていました。私は、動物柄くつしたが好きな下の息子に、あおむしくんくつしたを買いました。帰宅して実物を見せたら、ピンクのボーダーのがいいと意外な選択。では、残りは私が履くことにしましょう。(⌒∇⌒)

b0066960_21104870.jpg

[PR]
by chekosan | 2017-08-15 21:51 | 美術 | Trackback | Comments(0)
京都は松ヶ崎の京都工芸繊維大学美術工芸資料館で開催中のチェコ ポーランド ハンガリーのポスター展に行ってきました。


b0066960_17283844.jpg


大学の施設なので入場料は一般200円! 大学生は150円、高校生以下無料。ただし日・祝はお休みです。初めてお邪魔しましたが、緑が多いキャンパスだと思いました。

入ってすぐのホールから、たくさんのポスターが! ロートレック系のもあれば、ソ連のプロパガンダポスターも。これは壁画並みの大きさでした!

b0066960_17281433.jpg


さて、お目当てのポスター展。写真撮影不可なので、メモを取りながら鑑賞しました。が、書籍を発行されていることがわかりました。すぐ取り寄せようと思います。

チェコ🇨🇿ポーランド🇵🇱ハンガリー🇭🇺では、社会主義時代、自由な表現活動が許されなかったため、芸術家たちはグラフィックデザインの分野で活躍しました。

今回の展覧会では、映画、イベント、サーカスなどの告知ポスターが展示されています。全然古びない、素晴らしく洒落たデザインばかり。全部欲しくなりました。

映画のポスターでも、俳優の顔やタイトルをバーーンと載せるのではなく、作家が独自の解釈で、独自の手法でデザインしていて、完全に独立した作品です。

どれもこれも良かったのですが、特に惹かれたのはチェコのフレイシャーの作品。オシャレ!カワイイ! グッズなんかにはなっていないのかしら。今度チェコに行ったら探してみようと思います。

同展は8/11まで開催されています。

なお、同大学には詩人の谷川俊太郎さんが寄贈されたレトロラジオコレクションがあります。資料館二階の廊下に大型のものが数台と、図書館に小さなものがたくさん。こちらも見てきました。開館していれば一般来学者も入館できます。




b0066960_17290797.jpg

[PR]
by chekosan | 2017-06-24 17:25 | 美術 | Trackback | Comments(0)