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by chekosan
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映画「ルーザーとしての私の最後の年」(2018年)

EUフィルムデーズ、今年はオンライン配信なので、どんどん観れます。ありがたいです!

今日は授業が終わったあと、クールダウンも兼ねて、スロヴェニアの現代もの、「ルーザーとしての私の最後の年」を観ました。

えらくぎこちない邦題だなあと思ったら、これがまあ、字幕がえらいことになっていまして…(笑)

なにが起きたのかと思うほど可笑しな日本語なのです。 (;^_^A

まあ、画面を見れば、大枠で何を言わんとしているのかはわかるのですが、なかなかない経験でした(笑)

それでも、スロヴェニアの映画なんて見る機会はそうないし、作品も面白かったです。

美術史の学位を取ったにもかかわらず、定職がなく、少々良くない手を使ってなんとかバーのウェイトレスのアルバイトをする主人公29歳女性。

お父さんも失業中、お母さんは激務で体を傷めていて、おばあちゃんも高血圧で調子がよくありません。

友達や彼はみんなドイツやアメリカに渡ってしまい、PC越しに話をする日々。主人公は「逃げたくない」とスロヴェニアに留まろうとするのですが…

見通しが立たない国や家族や自分に耐えられなくなるのか、踏ん張るのか…

監督もまだ若い女性で、リアルな今のスロヴェニアの若者や親の世代の生活を描いたそうです。

重すぎず軽すぎず、面白く鑑賞しました。^^


映画「ルーザーとしての私の最後の年」(2018年)_b0066960_18011638.png


画像は、EUフィルムデーズの公式サイトからお借りしました。


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by chekosan | 2020-06-19 18:20 | 本、書評、映画 | Trackback | Comments(0)