4月26日は何の日?(ロシア・東欧地域研究第4回クイズの答え)
2020年 05月 15日
ウクライナのリメンバーチェルノブイリデーではないかと思いました。あまり自信はないです…。
チェルノブイリ原子力発電所事故だと思います。最初の写真を見てアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所とも考えたが、二番目の写真の中の雨靴とコートを見たら、チェルノブイリ原子力発電所事故を思いつきました。この事件に関するノーベル賞作家の書いた本を読んだことがあり、その惨めさが今でも覚えています。私がよく聞いているpodcastの中にチェルノブイリに観光について紹介してくれるものがあって、雨靴を観光客に履かせたことは印象的で、ヒントをくれました。
これは間違いなくチェルノブイリ原発事故ですね。1986年4月26日にウクライナ領内で発生した事故であり、ソビエト政府の官僚制、恐怖政治による隠蔽体質などソビエトの悪い部分が結集した人災であると言えます。ウクライナはいまだにこの負債を抱え続けています。一方、隔離地域では放射線の残留があるにもか関わらず、動植物が繁栄しています。これは福島の隔離地域やコロナ禍での経済活動停止地域でも共通ですが、自然界にとっては放射線より人の方が圧倒的に災いであることを表しているのでしょうか。
チェルノブイリ原発事故の詳細については、HBOの制作によるドラマ「チェルノブイリ」がおすすめです。原発事故、政治体制の恐ろしさ、そして名も無い人々の決死の働きを実感することができます。世界は政治家ではなく現場の人が救ってきたことがわかります。(https://www.amazon.co.jp/dp/B07Y9C3DQP)