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by chekosan

ポーランド旅行記2018 (4)アウシュヴィッツ博物館見学その1

今回の旅の目的は、アウシュビッツ強制収容所跡を訪ねることでした。

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同博物館公式ガイドである中谷剛さんに連絡をとり、2月6日の午前9時から約3時間、案内していただくことになりました。

10分前集合に間に合うよう、クラクフのバスステーション(駅と隣接)を7時に出発するマイクロバスに乗りました。

バスステーションの有人窓口は7時にしか開きませんので、電光掲示板で出発場所を確認し、運転手さんから直接チケットを購入しました。片道69.3キロ、12ズオティ(その日のレートで406円)でした。



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博物館見学者だけでなく、普通の路線バスとして使う人もいて、途中での乗り降りもありました。マイクロバスはかなり狭いです。

帰りは大型バスに乗りました。こちらは片道14ズオティ(474円)でした。やはり大型バスの方が格段に楽です。

博物館前に着くと、運転手さんが ’Museum!’ と何度か声を掛けてくれました。え、ここ?という感じで数人が下車。私たちが乗った便は、意外と見学者よりも地元の人の割合が高かったみたいです。

2月は極寒期で、見学者は比較的少ない時期ではあるようですが、それでも8時半ごろに着いたら、受付はすでにたくさんの人でした。公式の案内には、2月ならガイドをつけなくても見学できるようなのですが、実際には、個人で見ている人はいなかったような…? 未確認ですが。



集合までに少し時間があったので、戸外の案内板をすべて見て行きました。まずは、この博物館の設立趣旨や寄付者(国)のことば。

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駐車場から受付までの道には、アウシュヴィッツと、その支所であるビルケナウが解放されたときの写真(連合軍が撮影したもの)。



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これらを一つ一つ見て、撮影して、受付の建物へ。この日の日本語ツアー参加者は12人?くらいでした。

受付の建物も当時から使われていたようです。いまはセルフサービスのレストラン、ブックショップ、軽食の売店、郵便局、トイレ(有料、2ズオティ)などが入っています。

※東欧はトイレは有料のことが多いです。小銭必要です。そのかわり係の人が番をしているので清潔で安心です。有料のトイレには手を拭く紙なりタオルなり乾燥機なりがあります。



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受付では、セキュリティチェックがあります。A4サイズ以上のかばん類は持ち込めません。受付手前の別の小さな建物に預ける必要があります(4ズオティ)。私もリュックは預けて、小さなポシェット一つになりました。

コートまでは脱がなくていいのですが、金属探知機を通ります。液体の持ち込みにも制限があります。

チェックを通過したところで、レシーバーとヘッドフォンを受け取ります。ガイドさんの声が直接ヘッドフォンで聞けるので、少しくらい距離が空いても大丈夫です。このシステムはとても良かったです。耳もあったかいし(笑)

受付の建物を出たところです。ここから博物館内(強制収容所の内部)に入っていきます。



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朝のアウシュヴィッツは寒い! 集合前は日本のみなさんと口々に寒い寒いと言い合いましたが、見学の大半は室内ですし、この日は晴れたので大丈夫でした。でも帽子やマフラー、ブーツは必須です。地面は凍っています。


有名な門をくぐります。「ARBEIT MACHT FREI 働けば自由になる」の文句は、ほかの収容所にも掲げられています。

かつては、3つめのBの文字が上下逆になっていると言われていましたが、研究の結果、これは当時の流行りの字体だったということがわかっているそうです。

※そう聞いてネットで検索してみたら、テレジーン強制収容所の同じ文句もBの上の方が大きかったです。




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門から先は収容所になります。二重の鉄条網が逃亡を阻止します。煙突がたくさんあるのは厨房(再現)だそうです。厨房の内部には入りませんでした。



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門を背にして進むと、煉瓦の瀟洒な建物が続きます。ガイドさんもおっしゃってましたが、これだけ見ると大学のキャンパスか何かのようなのです。


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建物の番地が入ったランプのデザインは、クラクフの街中でも見ました。パッと見だと普通のお家のようにも見えます。


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さて、いよいよ展示を見ていきます。


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つづく。


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by chekosan | 2018-02-20 14:58 | ポーランド | Trackback | Comments(0)