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by chekosan

映画「オン・ザ・ミルキーロード」(2016年)を観てきました

ユーゴスラヴィアはサラエヴォ出身のエミール・クストリツァ監督が、
脚本と主演も務めた映画を観てきました。

内戦が続くセルビアらしき国の山奥の村が舞台です。
豚やガチョウ、ヤギを飼い、羊を追って生活しているような村が
戦争の最前線なのです。

主人公はその前線から少し離れた家に
ミルクを調達しに通う仕事をしています。

ロバにまたがり、肩にハヤブサを乗せ、
銃弾が飛び交う中を飄々と進む主人公は、
事情を知らない人からは「頭がイカレている」と思われていますが、
実は意外な経歴の持ち主で、過酷な経験をしています。

パッと見、風采の上がらない中年男性なのですが、
なぜか絶世の美女たちにモテます。

で、主人公とその内の一人の美女が恋に落ちるわけです。
ある事情で命を狙われている美女と主人公は
追っ手から逃げる、、という筋書き。

「3つの実話とたくさんの寓話にもとづくお話」とあるように、
えええ〜⁉︎ なぶっ飛びシーンや、
コミカルだけどとんでもなくブラックなシーン、
かわいくて賢い動物たちの活躍もあれば、
音楽で戦争を風刺するシーンもあり、
シリアスに直截的に戦争の惨さを表すシーンもあります。
いろんな要素が詰まりに詰まっている映画です。

イチオシは動物たち。すべて本物を使っているとか。
すごいです。役者です。

そして、美女2人。2人とも黒い髪で肉感的な美女。
ヒロインはそこそこ年齢いってるかなと思って見てましたが、
1964年生まれとわかり、びっくり‼️
いつもながら外国の俳優の年齢はまったく読めない(笑)

そのヒロインが、イタリアの女性で、
セルビア語は一年習っただけという設定なので、
セリフが短くてシンプル。
おかげで他のスラブ語から類推できて嬉しかったです。

楽しくて、ちょっと泣けて、印象に残る映画でした。
パンフレットが品切れで入手できなかったのが残念です!


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by chekosan | 2017-12-22 23:02 | 本、書評、映画 | Trackback | Comments(0)