中・東欧、ロシアのこと&大学教育のことを発信します


by chekosan

こんなところでロシア・東欧@森村泰昌「自画像の美術史」展

大阪中之島の国立国際美術館で開催中の
「森村泰昌:自画像の美術史」展に行ってきました。

今回の展覧会は、美術史に大きな功績を遺した芸術家たちの自画像に
森村さんが扮した作品を中心に構成されています。
展示室のつくりも凝っていて、たいへん充実した展覧会でした。

そしてなんと、撮影可、ブログやSNSでの拡散OKなのです!
ということで、ロシア、東欧に関連するものをご紹介。

「第9章」の部屋に入ると、えっ、カンバスが後ろを向いて林立しています。
b0066960_23162850.jpg

前に回って作品を見てみると、、、ん??
どこかの美術館なのですが、額縁しかない?? 
どうやって撮ったんだろう??
b0066960_23171056.jpg

これは実は、ロシアのエルミタージュ美術館が
第二次世界大戦時に大量の美術品を疎開させて額縁だけが残った
という史実にインスピレーションを受けて制作されたものです。
どの作品にも、森村さんがある人物に扮して登場しています。

そして、「第10章」の空間には「少年カフカ」という作品が。
カフカ少年に扮しているのは、もちろん森村さん本人です。
手に持っているのは、カフカのあの作品。
足元に転がっている水色のクマちゃんは、森村さんが大切にされていたもの。
b0066960_2321914.jpg

この展覧会、副題が「「私」と「わたし」が出会うとき」
両空間の作品群にはいろんな解釈や想像を喚起させられます。

ほかの作品もすべて非常に面白いです。何度も通いたいくらい。
ベラスケスの大傑作「ラス・メニーナス」を基にした作品群は、
現物を観ないと面白さがわからないと思います。

70分の映画も上映されています。料金に含まれています。
6月19日まで。おすすめの展覧会です。
[PR]
トラックバックURL : https://chekosan.exblog.jp/tb/25848921
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by chekosan | 2016-05-27 23:35 | ロシア・東欧に関する授業@同志社 | Trackback | Comments(0)