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by chekosan

映画「ガレキとラジオ」観てきました

東日本大震災で壊滅的な津波被害を受けた南三陸町で10か月間開局していた、
ラジオ局「FMみなさん」を追ったドキュメンタリー映画を観てきました。

会場は神戸市立地域人材支援センター。
廃校となった旧二葉小学校を再利用しています。

長田という1995年の阪神淡路大震災の被害の大きかった地域で、
避難所としても使われた建物で、2011年の震災の映画を観る催しです。
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戦災にも震災にも耐えたという校舎。とても雰囲気があります。
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写真展示などもあります。
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映画上映会場は講堂です。
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映画自体は明るいです。悲壮感や恐怖感はありません。

町の臨時職員に応募した9人のラジオ局スタッフはまったくの素人ばかりです。
元ダンプカーの運転手だったり塾講師だったり高校を卒業したばかりだったり。

スタッフも被災者ですが、お給料は時給850円、月収12万円にしかなりません。
それでも、なんとか町の人の気持ちを明るくしよう、前を向いてもらおうと、
番組制作以外にもイベントを企画して盛り上げようとします。

スタッフの明るさやバイタリティ、率直すぎるくらいの告白、
町の人が楽しそうにしている姿に、涙がはらはらはらはら…

町の財政難で、ラジオ局は10か月で終わります。
スタッフも散り散り。みなさん、一から職探しをされたそうです。

2014年に、そのうちのお二方にインタビューした映像も流れました。
映画のあともそれぞれの人生は続いているのだとあらためて思わせられます。
ほかのスタッフや、町の人たちは、その後どうされているのだろう…


鑑賞後は、お隣の方とペアになって感想を語り合い、
さらに2組(4~5人)で意見を交換しました。

一人でじっくり観るのも良いですが、
同じ映画を観た人と思いや考えを交わすのはもっと良いと思いました。

今回お話させていただいたみなさんとは、
記憶や経験がそんなに大きく違わなかったので、
お互いに感覚的に共感できて、うんうんと頷き合う感じだったのですが、
地域や世代が違うと、また違った感覚や考えに触れられるかもしれません。

この映画、自主上映会も募集されているようです。
震災のときに生まれていない学生たちと見てみたい気がしています。
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by chekosan | 2016-03-07 01:50 | 本、書評、映画 | Trackback | Comments(0)