ロシア・東欧地域研究@同志社、一年目終了
2016年 02月 18日
同志社大学法学部の専門科目「ロシア・東欧地域研究」の成績評価を終えました。
登録者は112名でした。
登録者のうち約80%の学生はきちんと出席し、課題をクリアして合格しました。
112人のうち14%くらいの学生は登録しただけで全然来なかったので、
その学生を除くと、出席率は8割くらいでした。
合格者には高得点を連発しました。
成績分布だけを見ると、楽勝科目に見えるかもしれません。
そうしないわけにいかない頑張りようを見せてくれたからです。
成績評価基準は、小レポート4回、期末レポート1回、
そして発表などクラスへの貢献。
もちろんレポートは出しただけではダメで、出来で点数が変わります。
小レポートは8回出題し、意欲があれば4回以上出しても可、
ただし、出来の良いものから4本分をカウントすることにしたところ、
6本提出した受講生も数名いました。
それらをすべて添削して翌週には返却しました。
毎回の授業でも学習記録カード(下の写真)をやりとりしましたので、
出欠や課題への取り組み具合もごまかしようがありませんでした。
ですので、受講生も教員(私)も、相当にキツイ授業となりましたが、
期末レポートの出来を見て、やはり訓練は実を結ぶと感じました。
たいへん読み応えのある力作ばかりでした。
少し足せば十分活字にできるものが何本もありました。
我こそはと思う人は学生論集への投稿に挑戦してはいかがでしょう。
ご希望があれば見ますよ。
期末レポートでどのようなテーマが取り上げられたかは、
また一覧を作って分析したいと思いますが、
授業での受講生の発表が大変良い影響を与えたことは強調しておきます。
勇気を奮って大教室で発表してくれたみなさん、
聞いていたみなさんは、たいへん刺激を受けていましたよ。
発表内容や発表態度に感銘を受け、
自分の期末レポートで発展させて論じてくれた人が何人もいました。
大教室での大講義科目で、そのような相互作用、
相乗効果を生み出せたのはたいへん喜ばしいことでした。
ありがとう。
残念ながら発表できなかったみなさん、
全員に機会を設けるのは時間的にも授業の流れ的にも無理でしたので、
そこは全員に損にならないよう考慮しました。ご安心を。
2016年度は春学期に同じ講義科目を、
秋学期には特殊講義でゼミ形式の授業を開講します。
特殊講義では、さらに読んで語って書いていただこうと思っています。
アレ以上でもがんばれるという意欲のある方、歓迎します。^0^
受講生のみなさん、たいへんおつかれさまでした。
卒業するみなさん、ご活躍をお祈りしています。
どこかでお会いしたら気軽に声をかけてください。