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by chekosan

読書メーター 10月のまとめ

10月はいろいろキツくって、新たに通読した本こそ少ないけど、
東欧関係の映画(DVD)も数本見たし、
アイデンティティが甦った感のある月になったので良しとします。

11月こそもうちょっと余裕ができるかな?
さらに幅広く読んだり観たりを楽しみたいです。



2015年10月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1252ページ
ナイス数:174ナイス

走れ、走って逃げろ (岩波少年文庫)走れ、走って逃げろ (岩波少年文庫)感想
ナチスドイツ占領下のポーランドで、ユダヤ人であることを隠して一人で生き抜いた少年の実話をもとにしたお話です。作家もやはりユダヤ人で、隠れ家生活やゲットー、強制収容所を経験しています。しかし、過酷な経験ではあるのですが、淡々と語られています。主人公の少年はいまもイスラエルでご健在です。映画「ふたつの名前を持つ少年」を先に観ましたが、情景や緊迫感、少年の強さと愛らしさがよく描かれているのでおすすめします。映画の感想はブログに。http://chekosan.exblog.jp/24898337/
読了日:10月7日 著者:ウーリー・オルレブ


「都市縮小」の時代 (角川oneテーマ21)「都市縮小」の時代 (角川oneテーマ21)感想
アメリカ、旧東独、日本の「縮小都市」の実態や取り組みをいくつも紹介している。縮小都市とは、産業の衰退や少子高齢化、家族の形態の変化などによって、人口が減っていく都市のこと。人口減、人口流出が進むと、空き家の増加、商業の衰退が顕著となり、ますます都市の機能が低下していく。著者は人口減は避けえないこととして、賢い縮小のあり方を探るというスタンスをとる。同じ著者の岩波新書は理論の整理がていねいで、事例は絞って一都市の興亡と復活の模索の様子を詳しく紹介している。
読了日:10月22日 著者:矢作弘



朗読者 (新潮文庫)朗読者 (新潮文庫)感想
「ロシア・東欧地域研究」という授業で第二次世界大戦頃を理解するのにおすすめな映画や文学の話をしたところ、受講生が感想カードに、映画「愛を読む人」(本書が原作)を観たと書いてくれました。そのコメントでハタと思いだして本屋さんに走りました。数年前から気になっていた一冊、ようやく読みました。過去との対峙、過去の克服、過去の清算について考えさせられます。恋愛小説としても逸品だと思います。ブログに詳細な感想をアップ。 http://chekosan.exblog.jp/25034731/
読了日:10月27日 著者:ベルンハルトシュリンク



戦場のピアニスト (新潮文庫)戦場のピアニスト (新潮文庫)感想
映画のシナリオと監督のコメント、脚本家へのインタビュー、歴史年表、翻訳者の解説などから構成される。映画の原作であるシュピルマン氏の回想録とは別。映画の名場面がカラーで多数載っているのも良し。映画では見落としていたことを次々発見。映画本編には説明らしい説明はほとんどないので、理解を助ける資料として使える。
読了日:10月29日 著者:ロナルドハーウッド



「昔はよかった」病 (新潮新書)「昔はよかった」病 (新潮新書)感想
「今の若者は」「最近の日本は」「昔はこうではなかった」という言説を資料(史料)から面白おかしく論破する本。本書で検証されている中身については別で書くとしよう。それにしてもホントに多いです、こういう発言。それも年配の人だけでなく、まだ18,9の大学1年生までが、今の若者はこうだからもっと云々とか言う。それも否定的に。いやいや昔の若者はどうだったか、今の若者は実際のところどうなのか調べた? イメージだけで社会全般語ろうとしてない?と突っ込む日々。で、すきあらばマッツァリーノ氏の本を押し付けてます。
読了日:10月29日 著者:パオロ・マッツァリーノ



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by chekosan | 2015-11-01 17:30 | 読書記録 | Trackback | Comments(0)