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by chekosan
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「忘れられた響き」が復活

京都新聞1月23日の記事より(※語尾は変えています)

1月23日(日)に、京都芸術センター(京都市中京区)で、同センターの前身・旧明倫小にあったアントン・ペトロフ社(チェコ)製のピアノを使ったコンサート「忘れられた響き」が開かれました。

このピアノは約90年前の大正時代、室町の商家を中心とする有志が同校に寄贈したもので、現在は京都芸術センターに引き継がれています。演奏は可能ですが、響板が割れ、弦の一部が断線していました。

地元有志や音楽関係者らが昨秋、ピアノの修復を目的に「ペトロフの会」を結成し、収益の一部を修復費に充てようと、初めてコンサートを開きました。

歴史的鍵盤(けんばん)楽器修復家の山本宣夫さんが、「戦前のペトロフのピアノで残っているものは少ない。京都に残っていたピアノを後世に伝えることが大事だ」と講演。
京都を拠点に活動するピアノ演奏家の植村照さんがシューマンやショパンの曲を演奏されました。

同会の吉田孝次郎代表は「これからもコンサートを続け、よりすばらしい響きをよみがえらせたい」と話されています。

(記事は以上)
当日のチラシはこちら。
山本宣夫さんを紹介したページの一つはこちら
ペトロフ社のピアノについて、輸入ピアノ屋さんの力の入った紹介ページを見つけました。
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by chekosan | 2005-01-25 13:18 | チェコ | Trackback | Comments(0)