中・東欧、ロシアのこと&大学教育のことを発信します


by chekosan
京都新聞1月23日の記事より(※語尾は変えています)

1月23日(日)に、京都芸術センター(京都市中京区)で、同センターの前身・旧明倫小にあったアントン・ペトロフ社(チェコ)製のピアノを使ったコンサート「忘れられた響き」が開かれました。

このピアノは約90年前の大正時代、室町の商家を中心とする有志が同校に寄贈したもので、現在は京都芸術センターに引き継がれています。演奏は可能ですが、響板が割れ、弦の一部が断線していました。

地元有志や音楽関係者らが昨秋、ピアノの修復を目的に「ペトロフの会」を結成し、収益の一部を修復費に充てようと、初めてコンサートを開きました。

歴史的鍵盤(けんばん)楽器修復家の山本宣夫さんが、「戦前のペトロフのピアノで残っているものは少ない。京都に残っていたピアノを後世に伝えることが大事だ」と講演。
京都を拠点に活動するピアノ演奏家の植村照さんがシューマンやショパンの曲を演奏されました。

同会の吉田孝次郎代表は「これからもコンサートを続け、よりすばらしい響きをよみがえらせたい」と話されています。

(記事は以上)
当日のチラシはこちら。
山本宣夫さんを紹介したページの一つはこちら
ペトロフ社のピアノについて、輸入ピアノ屋さんの力の入った紹介ページを見つけました。
[PR]
# by chekosan | 2005-01-25 13:18 | チェコ | Trackback | Comments(0)
1月14日のInsight Central Europe の記事より

英ガーディアン紙による「2004年ヨーロッパで最も好まれる旅行先」に
スロヴェニアが選ばれました。
(正確には The Guardian, The Observer and the Guardian Unlimited Travel Awards for 2004)。

スロヴェニアはアルプスとアドリア海にはさまれた小さな国です。
アルプスでのスキーや登山、アドリア海での水泳、
ローマ時代からハプスブルク帝国時代に至る建築物が建ち並ぶ歴史のある街や
パンノニア低地の温泉が大人気なのだそうです。

今年はスロヴェニアで旅行協会が発足してちょうど100年の記念の年だそうです。

かなり前のテレビ番組でスロヴェニアのソバを紹介していました。
一度行ってみたい国です。

関連サイト:
日本-スロヴェニア友好協会
京都にあるスロヴェニア料理店ピカポロンツァさん 行ってみたい…
[PR]
# by chekosan | 2005-01-21 18:22 | スロヴェニア | Trackback | Comments(0)

あの温泉はいま

チェコには、カルロヴィ・ヴァリやマリアンスケー・ラーズニェといった温泉で有名な街があります。
b0066960_16281565.jpg
チェコの温泉の特徴は「飲む」ということでしょう。
多くの観光客は独特なカップで鉱泉水を飲み、美しい街並みを楽しみます。
そして、チェコの人々にとって温泉は長期療養をするところでもあります。
医師の指示で鉱泉水を飲み、温泉に浸かり、体を治すのです。

しかし、最近ではチェコの人々にとって、これらの温泉で療養するのは贅沢なこととなってしまいました。国の健康保険制度が見直されたことで負担が高くなったからです。

滞在客が減った温泉の街は、そこで、新しい顧客を開拓しています。
外国からの湯治客です。

2004年5月にチェコがEUに加盟したことも手伝って、
相対的に安いチェコの温泉はドイツなどからの湯治客に人気だそうです。
そのかわりにマリアンスケー・ラーズニェではチェコ語を聞くことがめっきり減ったとのことです。

b0066960_1627295.jpg
写真は(上)カルロヴィ・ヴァリ (下)マリアンスケー・ラーズニェ

この記事のソースはラジオ・プラハの記事
Czech spas attracting increasing numbers of foreign patients
[PR]
# by chekosan | 2005-01-19 16:34 | チェコ | Trackback | Comments(0)

チェコのクリスマス

日本ではすでに気分はお正月に向かっていますが、
チェコのクリスマスの雰囲気を楽しめるページをご紹介します。b0066960_1332489.jpg

ラジオ・プラハのクリスマス特集のページです。

キリスト生誕の様子を表したNativityの写真や、クリスマスツリー、クリスマスのお菓子など、楽しい写真がいっぱいです。
b0066960_1333274.jpg
大きめのクッキーに絵を描いたものはクリスマス以外でもバレンタインやイースターの時期にも売っていたと思います。

b0066960_13235259.jpg繊細なレースのオーナメントは日本でもよく見かけますが、とてもきれい。私も以前、ホストマザーの手作りをいただきました。クリスマスになると飾っています。

Nativityは様々なものが作られます。
教会では1月いっぱいくらいまでは飾られているようです。
プラハのMatej教会という美しいカトリックの教会では、
クッキーで人々や動物の形を作り、飾っていました。
その数100体は軽く超していると思います。とってもいい香りがしました。
[PR]
# by chekosan | 2004-12-29 13:42 | Trackback | Comments(0)
28日のラジオ・プラハの報道によりますと、チェコ共和国の首都プラハは
一人あたりのGDPで換算すると、今年5月EUに加盟した10カ国のなかで
もっとも豊かな地域だそうです。(チェコの統計局が発表した数字による)

昨年のプラハの一人あたりのGDPはEU平均の164%でした。
チェコ共和国全体ではEU平均の73%です。

これに比して、ポーランドと接する都市・オロモウツ(Olomouc)の一人あたりGDPは
EU平均の56%にとどまっています。
[PR]
# by chekosan | 2004-12-29 13:13 | チェコ | Trackback | Comments(0)

テレジンに大学を

Can transformation into university town bring new life to former Jewish ghetto?  より
ICE: Insight Central Europe  26.11.2004

中央ボヘミア(チェコ中部)にテレジンという町があります。
ドイツ名テレジエンシュタットといいます。
第二次世界大戦時、ナチスがここに悪名高いユダヤ人強制収容所を造りました。

現在では、14万人の住民のうち戦争を生き延びた人たちは2万人になりました。
そして、ここ数十年、テレジンの経済は落ち込んでいっています。
町に新しい生命を吹き込もうと、今、中央ヨーロッパ大学を開設する動きが出ています。

テレジンが対話と思考の中心地となり、ヨーロッパの未来について話し合い、
すべてのヨーロッパの民族の融合をはかる場になることが期待されています。

すでにベルリン技術大学では学生の派遣を計画しています。
同大学の Astrid Debold-Kritter 教授は、
ドイツの学生がテレジンの歴史から多くのことを学ぶことを期待しています。

プラハのユダヤ人共同体の一員であるイェリネク氏も、
テレジンが活力のある国際的な町になることは望ましいとして、
大学設置構想を歓迎しています。
[PR]
# by chekosan | 2004-12-03 12:46 | チェコ | Trackback | Comments(2)
エムシス内閣の総辞職を受け、次期政権の組閣交渉を続けていたラトヴィアですが、
12月1日、中道右派の人民党を中心とする4党が連立を組むことに合意しました。
(本ブログ11月19日に関連記事あり)

連立を組む政党は、人民党、「新時代」、ラトヴィア第一党、緑の党・農民連合。
4党を合わせると100議席中70議席を占めます。

首相は人民党の Aigars Kalvitis 氏(前農業・経済相)が就任する予定です。

次期政権は1991年の独立以来、12番目の政権となります。
保健衛生問題やインフレ抑制への取り組みが優先課題となりますが、
まずは2005年予算案を通過させなくてはなりません。

ニュースソースは
Four parties sign declaration for new coalition Cabinet By The Baltic Times
Country profile: Latvia by BBC News
[PR]
# by chekosan | 2004-12-03 12:09 | ラトヴィア | Trackback | Comments(0)

元政治囚の人々に賠償金

かつてチェコスロヴァキアには共産主義時代、250万を超える政治囚がいました。
彼らは反体制的な言動をしているとされ、政治犯として刑務所に入れられたり、
強制労働に就くことを余儀なくされた人々です。
1950年代はとりわけ社会への締め付けが厳しく、多くの人々が逮捕されました。

政府は25日、これらの人々に対して、国からの賠償金を年金に加算することを決めました。
当初は1948年から68年までの政治犯が対象でしたが、
その後、閣僚から対象者を拡大するべきとの声があがり、
最終的には、68年以後のいわゆる「正常化」時代の犠牲者に対しても
賠償金を支払うことになりました。

対象者には刑務所あるいは強制労働収容所に入っていた月数×50コルナが年金に加算されます。

一例として、6年間刑務所や強制労働所にいた人の場合、年金に月3600コルナ(約16000円を超えるくらい)の賠償金が加算されるとのことです。

ニュースソースは Radio Prague の記事
Pension bonuses for all political prisoners
Government agrees compensation for political prisoners, including those from "normalisation" era
[PR]
# by chekosan | 2004-11-26 21:46 | チェコ | Trackback | Comments(0)
共産党による一党独裁体制崩壊から15年を迎えたスロヴァキアでは、
ポスト共産主義時代をどのように評価しているのでしょうか。

The Slovak Spectator の記事 Velvet celebration によりますと、
世論調査機関MVKの調査では、回答者の58.8 %が
1989年以後のスロヴァキアについて、その進展に満足していないと答えています。
また65.8%の人が1989年11月以前より生活水準が下がったと答えています。

共産主義体制の復活を望む声はほとんど見られないとはいえ、
現在の民主主義体制への悲観的な見方も無視できない広がりをみせているようです。
[PR]
# by chekosan | 2004-11-24 14:29 | スロヴァキア | Trackback | Comments(0)
ハンガリーはイラクから撤退

ハンガリー議会は、イラク派兵を3ヶ月間延長するという政府の提案を否決しました。
現在ハンガリーは300人強の部隊をイラクに派遣していますが、年末には撤退することになります。

これまでヨーロッパ諸国でイラクから撤退したのはスペインとノルウェーです。

しかし政府は新たな部隊をイラクに派遣することを計画しています。
NATOが創設を計画しているイラク軍・警察の訓練センターを護衛する部隊です。
NATOの任務への参加は議会の承認が不要です。

ポーランドとスロヴァキアの反応

ワルシャワで会談中のポーランドとスロヴァキアの大統領は、ハンガリーの撤退に関して、「拙速な決定はイラクの危険性と不安定性を高める」と警戒感を表しました。

ニュースソースはこちら→Insight Central Europe News 2004.11.19.
[PR]
# by chekosan | 2004-11-20 23:25 | 中欧 | Trackback | Comments(0)