中・東欧、ロシアのこと&大学教育のことを発信します


by chekosan

退職と着任のご挨拶

このたび、2015年3月31日をもちまして、私、
大阪商業大学を任期満了につき退職いたしました。
在職中は多くのことを経験させていただきました。
みなさまにご指導ご支援いただきましたこと、厚く御礼申し上げます。

2015年4月1日よりは、流通科学大学商学部にて、
初年次担当の特任准教授として、
まったく新しい形の初年次教育を同僚の先生方とつくっていきたいと思います。

また秋からは、母校・同志社大学法学部で「ロシア・東欧地域研究」を担当します。
3年ぶりの復帰です。これを機に研究にも本腰を入れて復帰する所存です。

関西大学法学部の「外国書研究」はひきつづき担当させていただきます。

どうぞみなさま、今後ともよろしくお願い申し上げます。

橋本信子
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# by chekosan | 2015-04-02 07:21 | はじめに & プロフィール的なもの | Trackback | Comments(0)
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三浦氏の著作は何冊か読んだ。
おおいに刺激を受けたもの、やっつけと感じたものがあったが、
この本は、社会学を学び、マーケティング情報誌編集者、消費活動の研究家として
三浦氏が蓄積してきたものをまとめたものになっていて、
私が読んだ数冊の中では力が入っているように感じる。

「第四の消費社会」は、「個」から「共」「シェア」へ、
「モノ」から「コト」「つながり」へと変化する、せざるを得ないが、
そこに新しい社会、業種、業態が生まれるチャンスもある。

山崎亮、アサダワタル氏らの著作も併せて読むのがおすすめ。
巻末に年表や参考文献あり。

以下は本書に関連の深いもので、私が面白いと思った著作。

三浦展『これからの日本のために「シェア」の話をしよう』( NHK出版 2011)
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レイチェル・ボッツマンほか
『シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略』(日本放送出版協会 2010)
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山崎亮 『コミュニティデザインの時代 - 自分たちで「まち」をつくる』 (中公新書 2012)
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アサダワタル 『住み開き 家から始めるコミュニティ』 (筑摩書房 2012)
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# by chekosan | 2015-03-30 11:22 | 読書記録 | Trackback | Comments(0)
なかなか手厳しく、皮肉たっぷりに、でもユーモアあふれる表現で、
日本の景観の醜悪さとまちづくり・国造りの失敗を糾弾しています。
文字通り苦い笑いを誘う本です。

カバー写真は、著者が惚れ込んだ、「何もない」徳島県祖谷の風景。
カバーを外すと電線だらけのひどい風景が現れます。
象徴的な装丁になっています。

写真が豊富なので、楽しくあっという間に読めますが、考えさせられる一冊です。
おすすめです。

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# by chekosan | 2015-03-23 23:28 | 読書記録 | Trackback | Comments(0)
浦沢直樹氏の作品は好きで、何作か読んでいます。

特に旧東独や旧チェコスロバキアを舞台にした『MONSTER』は夢中で読みました。

この『MASTERキートン Reマスター』も、
冷戦終結後の東欧の混乱や悲劇(人身売買や民族紛争など)をうまく描き込んでいます。

『MASTERキートン』本編は途中までしか読んでいないので、残りを大人買いしようかな。

で、今ごろ気がついたんですが、MASTERは「達人」といった意味と、
なかなか考古学会に認められなくて博士号を取れない「修士」とをかけていたんですね。^^;

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# by chekosan | 2015-03-22 21:28 | 読書記録 | Trackback | Comments(0)

研究と観察を重ね、熱意と工夫あふれる教育を実践している現役の教員の著書。
先行研究やさまざまな調査結果などを踏まえての主張や実践には頷けるところも多々ある。

しかし、(元)同僚など他の教員に対する批判や描写が強烈なため、
著者が効果的であるとする著者自身の教育実践が
あまり印象に残らない本になっているのは、それこそ「残念」な気がする。

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# by chekosan | 2015-03-21 22:28 | 読書記録 | Trackback | Comments(0)
イギリスの作家サキの短編5編の原文、
文法・語句の分析と解説、訳から構成されています。

文型の解説がとてもていねいなので、英文読解の力を伸ばしたい人に良いと思います。
高校生から一般まで使えると思います。
八月舎HPで「立ち読み」ができます

お話自体もちょっとブラックで面白いです。
いずれも短いので、慣れていない人も大丈夫! 読み通せます!

収録作品のなかでは「話上手」が一番読みやすいように思うので、
初心者はこちらから読まれると自信がつくかも? 

収録作品の一つに「スレドニ・ヴァシュター」というのがありまして、
これはイタチにつけられた名前なのですが、
どうもチェコ語っぽい響きな気がします。そうなのかな?
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アマゾンや「読書メーター」では画像が出ませんが、八月舎HPには掲載されています。
こちらは私の所蔵。
訳と解説を書かれた田中秀幸さんからいただきました。^ー^
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# by chekosan | 2015-03-20 10:34 | 読書記録 | Trackback | Comments(0)
2011年4~5月頃に書かれたものだが、今読んでも意味のある本。
幅広い分野の識者、活動家・団体が、
それぞれの活動報告や、専門的な視点からの提言を記している。

が、多くの執筆者から、社会的弱者(高齢者、障害者、女性、子ども、
第一次産業従事者、外国人など)への配慮が不足していること、
そうした人びとや地元住民を置き去りに
「復興」を掲げてハード面(のみ)を重視した都市計画を策定することを
危惧する声が挙がっていることには注目したい。

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# by chekosan | 2015-03-18 23:22 | 読書記録 | Trackback | Comments(0)
毎年3月に京都大学で行なわれている大学教育研究フォーラム、
これまでも何度か参加してきましたが、今年は個人研究発表をしてきました。

創価大学、同志社大学のラーニング・コモンズに関する発表のあと、
「大学教育におけるコラボレーションの創出-正課授業×学習支援センター×図書館-」
と題して、この4年の実践を報告しました。

お聞きいただいた方々、ご質問いただいた先生、ありがとうございました。

発表時間15分、質疑応答3分というタイトな枠のため、
他の方の発表もとても興味深かったのに、
お一人の質問で終わってしまうのが残念でした。
やはり全体討論の時間は設けるべきではないかと思いました。

同じ部会で発表された先生方とは少しお話することができ、
短い時間ではありましたが有意義な意見交換をさせていただきました。
せっかくのご縁、また見学や情報交換をさせていただきたいとお願いしました。

4年に渡り、授業や学習支援で連携していただき、
この発表の準備に際しても何かとお世話になった
大阪商業大学の教職員のみなさまにも深く感謝いたします。
ありがとうございました。
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# by chekosan | 2015-03-13 18:29 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)
幅広い分野から著者がこれはと選んだ本の書評を集めたもの。

インターネット掲載のため字数に制限がなかったとのことで、分量も幅がある。
文体などもその本に合わせて多少違うが、いずれも詳しく紹介、批評している。

なかでも、経済学と社会学の本に力が入っているように感じた。
特に廣松渉『今こそマルクスを読み返す』の書評が力強くて、
これは読まないと、と思わせられた。

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# by chekosan | 2015-03-08 20:48 | 読書記録 | Trackback | Comments(0)
『「フクシマ」論』の開沼氏が、長い年月をかけてフィールドワークしてきた、
社会の「周縁部」の「あってはならぬもの」を論じた一冊。
売春、若年ホームレス、貧困ビジネス、ギャンブル、ドラッグ等々を取り上げている。

web雑誌に連載されたルポと、それへの反響や後日談、
社会学的な考察部分から構成されている。

それぞれの事例はとても生々しく、先行研究も豊富に紹介されていて興味深く読んだが、
一冊の著作としてはややこなれていない気がする。
巻末の注が一番スムーズに読めて、内容的にも面白いので、飛ばさず読むことをおすすめ。


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# by chekosan | 2015-03-06 23:19 | 読書記録 | Trackback | Comments(0)