中・東欧、ロシアのこと&大学教育のことを発信します


by chekosan
流通科学大学「文章表現Ⅱ」の受講生たちが中心となって、図書館との共催で、第1回ビブリオバトルを開催しました。


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緊張MAXのなか、本の面白さを必死で伝えようとしてくれたみなさん。
がんばりましたね!



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大学公式HPにもさっそく掲載されましたので、そちらも転載させていただきます。


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# by chekosan | 2017-11-16 21:02 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)
本年度も、本務校の流通科学大学では、初年次演習のクラス対抗展示コンテストがありました。

今年、私のクラスは、過去2年以上に真面目一徹な展示にしました。
「教養演習」という科目名と目的、目標に沿った成果物オンリー。
遊びなし景品なしクイズなし飾りすらなし。(^^;


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1)3本の新聞記事をていねいに読み解き、
2)本学での学びにどうつながっていそうかを調べ、
3)クラスにプレゼンテーションし、
4)そのうち特に関心を持った記事内容に関連のありそうな本を読んでまとめる

という流れのなかに、アカデミック・スキル+キャリアデザイン(学生生活の場面での)+デザイン+プレゼンの要素を盛り込んであります。


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1)の新聞記事選びは、図書館から譲り受けた一年前の廃棄新聞を使いました。
紙の新聞をパラパラ見てほしくて苦肉の策ではあったのですが、これはなかなかいいやり方でした。

記事のかぶりが一切ないですし、それゆえ、4)の「記事に関連のある本」も重ならないのです。
各人の興味関心や個性が発揮されて、見ていてとても面白い課題になりました。

パワーポイントのスライドづくりは、授業の中で私が実際に操作して作って見せて、操作や項目の立て方やデザインの整え方などを参考にしてもらいました。

できたスライドは普通の紙にカラー印刷し、ラミネート加工してマグネットシールで貼っています。

学園祭の2日間は、シフトを決めて、当番が来場者に展示の説明をしました。

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学生一人ひとりの成果物の出来はなかなかのところまでもっていけたと思っていますが、展示の仕方に関しては、私の目測がちょっと甘かったなという点がありました。

横浜の図書館総合展や、京大のフォーラムでの発表のときのように、畳一枚分くらいのスペースでポスター発表するのとは違って、教室の壁一面を使うので、相当大きな字や作品でないと、何を展示しているかがわからないですね。

また、私の作った展示の全体像の説明が、学生の作品とテイストが似ているため、埋もれてしまって目立たない。そのため、何の展示なのかが一瞬でわからないのが一番の反省点でした。

さらに、一人ずつが4枚のスライドを作っているので、情報量が非常に多い。

プロジェクターで大きく投影したとき、あるいは、近寄ってじっくり見ていただけると学習内容の濃さや水準がわかってもらえるのですが、

なんかキレイにたくさん貼っているなあ、なんや難しそうでわからんわ~と一瞥して去ってしまわれるお客さんもおられました。

一瞬で見るか見ないかを判断されてしまう展示コンテスト向きの掲示の仕方ではなかったかなとは思いました。

ただ、一人ひとり責任をもって自分の学習成果を形にしたので、グループ活動でありがちなフリーライダーはまったく発生しません。展示物を仕上げられた学生に関しては、さまざまなスキルを向上できたと思います。


学期の半ばにこういう「山」を持ってこられると、後半がちょっとやりづらいのですが(笑)、せっかくスキルが上がっているので、パワーダウンさせずに、後半もぐいぐい力を伸ばしてもらおうと思います。








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# by chekosan | 2017-11-14 22:56 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)
昨年に続き、流通科学大学「文章表現Ⅱ」の課外活動で、図書館総合展@パシフィコ横浜へ7名の学生を連れて行きました。

3日間のポスターセッション、「全国学生協働サミット」フォーラム登壇、
「全国学生協働サミット 特別セッション」での活動紹介プレゼンテーションを無事、終えました。


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今年は11月7-9日、直後に学園祭というハードスケジュールです。

流通科学大学の1年生は、後期のゼミの共通課題として、全クラスが学園祭で教室展示をすることになっているため、今年の横浜遠征に名乗りを挙げる学生はいないのではないかと心配しました。

ところが、前期の「文章表現Ⅱ」の最終回に、課外活動への参加希望を募ったところ20名が名乗り出ました。

限られた予算の都合上、全員に参加してもらうわけにはいかないので、夏休み明けに活動予定や条件などを再度連絡し、事前準備や事後の活動などすべての段階に参加可能な学生のみに来てもらうことにしました。

授業は前期のみですので、活動はすべて課外になります。
後期開始直後から、週一回のミーティング(お昼休み)と、Facebookのグループページなどを使って準備を進めました。

昨年よりも総合展での出番を一つ増やした分、作業量は増えましたが、活躍の場面や充実度は増したように思います。


ポスターセッションの様子。みんなでシフトを決めて、来場者に活動内容を紹介しました。

長時間、説明に立ってくれた1年生の野中春香さん、曽賀希歩さん

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「全国学生協働サミット」フォーラムでの活動紹介。
登壇は、3年生嶋津貴子さん、2年生加藤和輝くん



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フォーラム後、全国の大学生との交流会。

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2日目の「全国学生協働サミット」特別セッションでの活動紹介。
登壇は、2年生近藤由佳さん、1年生平郡栞奈さん、大浪陸くん

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私たちのチームの最大の特徴は、授業を受けた学生たちが、授業が終わったのちも有志で読書推進活動をしていることです。
図書館のスタッフでもなく、サークルですらありません。

それぞれ個人の関心や意欲に沿って、読書会に参加したり図書館のイベントに参加したり書店さんに取材に行ったりビブリオバトルを立ち上げたりしています

それでいながら、兵庫県内各地の書店さんと―それも10店舗も―、連携してブックフェア開催を実現したということに、多くの感嘆の声と質問が寄せられました。

図書館総合展も学園祭も、アドホック(限定的)な活動として、一年一年、学内の競争的資金に申し込み、採用されて資金を確保したうえで実現させています。

そのため、継続性や資金確保など毎年薄氷を踏む思いですが、そのアドホックさが実は程よい緊張感と集中と成果を生むのかもしれない…と言えなくもない…のかもしれません(笑)

2年続けて、それも課題を増やして挑戦した図書館総合展が無事終わりました!

指導・引率:流通科学大学 橋本信子 桑原桃音



Facebookページやってます☆




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# by chekosan | 2017-11-13 11:35 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)
いつもおすすめですが、今月の本は真っ向勝負でおすすめします。

チェルノブイリ原発事故から10年後に書かれた人々の証言。
見えない敵の恐怖と終末観。なのに、いやだからこそか、不思議な美しさを感じる作品です。

関西ウーマン書評連載「信子先生のおすすめの一冊」11月分が公開されました。





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# by chekosan | 2017-11-11 22:04 | 書いたもの | Trackback | Comments(0)
神戸新聞ブッククラブの加盟書店様とのコラボフェア、一軒ずつご紹介していましたが、
早くしないと終わってしまうかも!

ということで、一挙に3軒ご紹介させていただきます。

思わず「かわいい!」と口に出ました。
尼崎の三和書房さんでは、赤いチェックのシートを敷いていただき、
ゆったりと本やPOPを配置していただいています。
周りの本も人気の作品。フェアの本も手に取っていただけそう!



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神戸市須磨区板宿の井戸書店の森忠延様には、
2年続けて「文章表現Ⅱ」にゲスト講師としてご登場いただいています。
今回のブックフェアも、森様のご仲介によって実現できました。

いつも学生たちの読書推進のためにご協力いただき、ありがとうございます!

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加西市の西村書店様です。こちらでは、フェアのコーナーをリボンで目立たせてくださっています
そして「流科大コラボフェア 大学生さんが作ったPOP 見てね~!」という手書きPOPが! 
手書きの温かさ、インパクトを感じます! ありがとうございます☆


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今回の取材・撮影は、大浪陸君、嶋津貴子さんでした☆







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# by chekosan | 2017-11-06 22:20 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)

今年も図書館総合展@パシフィコ横浜へ、流通科学大学「文章表現Ⅱ」の学生たちと行きます。

ポスターセッション73,74番(3日間)、
「全国学生協働サミット」フォーラム登壇(11/7 15:30-)、
スピーカーズコーナーでのプレゼン(11/8 12:00-)に登場します!

今年のメンバーは、3年生1人、2年生2人、1年生4人の計7人と教員2人。
初日には、附属図書館の職員さんも来ていただけることになり、
年々、学生協働、教職協働がパワーアップしていることを実感しています。

ただいま最後の準備におおわらわ! 

明後日からの総合展が充実したものになるよう、みんなでがんばります!




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# by chekosan | 2017-11-05 18:10 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)

神戸新聞ブッククラブ×「文章表現Ⅱ」コラボフェア、
5軒目のご紹介は、大垣書店神戸ハーバーランドumie店様です。

趣味実用コーナーの書架の側面に、学生のPOPを、
作成した元のサイズのまま大きく打ち出して貼りつけていただいています! 

どこの書店様も学生の取材に快く応じてくださっています。ありがとうございます。




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あらかじめ取材のお願いをすること、 他のお客さんは写り込まないようにすること、
もちろんお客さんにどいてもらったりしないこと(笑)...


真正面から、左右から、アップで、引いて、 人(取材者)を入れたり入れなかったり、
とにかく、慌てず騒がず、いろんなアングルでたくさん撮ってきてね~♪

などなど事前に指示。

ちゃんとそのようにしてきてくれる学生たち。
授業~課外活動で、いろんなワザを磨いてくれています!


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取材・撮影:曽賀希歩さん、野中春香さん


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# by chekosan | 2017-11-03 19:47 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)
同志社での輪読ゼミ、アレクシェーヴィチ祭り第3弾は、『チェルノブイリの祈り』でした。
1986年に起こったソ連のチェルノブイリ原発事故を経験した、ベラルーシの人々の証言集です。

チェルノブイリの大惨事の被害をもっとも被ったのは、原発のあるウクライナではなく、その北西に位置するベラルーシでした。

ベラルーシは、第二次世界大戦でも、ドイツによって628の村が焼かれ、国民の25%が亡くなりました。その凄惨な体験は、前2作に詳しいです。






なぜベラルーシにここまで災難が降りかかるのか…

アレクシェーヴィチは何百人からの生の声を編むという形の作品を発表しています。

本書もスタイルはこれまでに読んだ2作と同じく、ベラルーシの老若男女から集めた生の証言集なのですが、より詩的で文学的で哲学的なものになっています。

悲惨な原発事故の話にも関わらず、「なんか…美しいよね」という感想が思わず口をついて出るものとなっています。

この「美しさ」はどこからくるものなのだろうというような話もしました。

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本書の冒頭に、初期消火に出動し、亡くなってしまう消防士の妻の証言が出てきます。

この証言を読むだけでも、もう十分、と思うくらい衝撃的で、そして、妻の夫への深い、強い愛に心打たれるのですが、報告担当の学生くんが見つけて持ってきていた関連本のなかに、亡くなった消防士たちの写真が載っていて、一気に現実感が高まりました。


人の死を描き出すという点では、前2作の方が直接的なのですが、この『チェルノブイリの祈り』が一番「怖さ」を感じたというのも、皆一致していました。

目に見えない「敵」、これまで経験したことがないこと、想像ができないこと、理解できないこと、どうなっていくのかもわからないということの恐怖。


事故から30年経ちましたが、ベラルーシでは今でもチェルノブイリは終わっていません。原発の処理もまったく終わっていません。これから先、いったい何年かかるのかわかりません。

チェルノブイリから25年後に同レベルの事故を起こした日本は、チェルノブイリの経験から学ぶことがあると思います。


初読の際の感想にも引用した言葉、

「これもやはり一種の無知なんです、
 自分の身に危険を感じないということは。」

この言葉を真摯に深刻に受け止めなくてはいけないとあらためて思いました。











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# by chekosan | 2017-11-02 15:46 | ロシア・東欧に関する授業@同志社 | Trackback | Comments(0)
新しい科目、増えた学生数、なのに、隔週で風邪をひいてしまい、どうして乗り切ろうと不安が募った10月前半。11月の2つの大きな行事の準備が佳境に入って、もう突っ走るしかなかった後半。でもその分、刺激も多く、次々読みたいという気持ちは強かったためか、過去2年の10月よりも案外読めていました。しかし戦争物が多く、嫌な夢をいっぱい見たひと月でもありました。


10月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2937
ナイス数:334

ユダヤ人を救った動物園――ヤンとアントニーナの物語 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)ユダヤ人を救った動物園――ヤンとアントニーナの物語 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)感想
先に飛行機で映画を観たあと原作を読んだ。映画は独占領下のワルシャワの動物園長の妻と彼女に思いを寄せるナチ将校との絡みや、園長夫妻のユダヤ人救出に焦点をしぼったドラマチックな感動もの。ゲットーの様子や救出については映画の方がわかりやすいかも。原作では、園長夫妻の専門性や人となり、ナチの優生思想による動物の血統保存への執着についての記述がていねいで印象に残った。日記や資料の出典を細かく示していて信頼性が高いが、文章は読みやすい。映画と原作併せると補完できるのでおすすめ。どちらも動物たちの様子が愛おしい。
読了日:10月01日 著者:ダイアン・アッカーマン


戦争は女の顔をしていない (岩波現代文庫)戦争は女の顔をしていない (岩波現代文庫)感想
今年の輪読ゼミ1冊目。第二次世界大戦でソ連軍に従軍したり、パルチザンとして対独闘争に加わったり、そうした人たちを支援した女性たちの証言集。16やそこらで前線で生死の境目を見た女性は何を語るのか。彼女たちは戦争のあと、どう生きてきたのか。人それぞれさまざまな戦争との関わりや思いがあって、“男たちの正史”のようにひとくくりにはできない。証言の重さ、ドラマ以上の劇的な経験、衝撃の事実にめまいを覚え、胃が痛くなる。学生の反応などはブログに。http://chekosan.exblog.jp/27316312/
読了日:10月03日 著者:スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ


コミュ障は治らなくても大丈夫 コミックエッセイでわかるマイナスからの会話力 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)コミュ障は治らなくても大丈夫 コミックエッセイでわかるマイナスからの会話力 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)感想
著者のようなタイプの若者を理解する参考になるかと手に取った。なぜアナウンサーになろうと思ったのか、なれたのかというくらい会話の能力が低かった著者は、観察と努力で会話のスキルをつけ、人に伝授するまでに至る。ただ、アナウンサーという職業柄許されているだけではないかと思う技やノリもあるので、自分をコミュ障と思う人がそのまま本書を真似をするのは危険かもしれない。参考にしつつも、著者のように自分で観察や分析を重ねることが大事ではないだろうか。コミュニケーションとはそれこそ相手あってのもの、TPOで変わるものだから。
読了日:10月06日 著者:水谷緑,吉田 尚記


中世の街と小さな村めぐりポーランドへ (旅のヒントBOOK)中世の街と小さな村めぐりポーランドへ (旅のヒントBOOK)感想
ポーランド行っちゃうよ╰(*´︶`*)╯ ということでガイドブックとして購入。付箋がたくさん立ちました。ポンチキ食べて、果実酒飲んで、ハンドクラフト模様のA5ノート買って、木彫りの鳥買って、ユダヤ人街でお茶して、共産主義時代のレトロツアーして、アウシュヴィッツ行って、シンドラーのリストの舞台めぐりして、岩塩坑行って、、、って日数が足んないわ、どうしましょ。
読了日:10月08日 著者:藤田 泉


ボタン穴から見た戦争――白ロシアの子供たちの証言 (岩波現代文庫)ボタン穴から見た戦争――白ロシアの子供たちの証言 (岩波現代文庫)感想
輪読ゼミの2冊目。女性兵士たちの証言を集めた前作『戦争は女の顔をしていない』よりも淡々としているように思ったと受講生たち。しかし語られる内容はとんでもなく残虐で残酷な体験。報告をした受講生も、同じく白ロシアの子どもから見た戦争を題材にした映画「炎628」を思い出して辛くなったそう。ちなみにアレクシェーヴィチは、その「炎628」の原作に感銘を受けたと言っている。その他詳しくはブログに記録。ペチカのこととか。http://chekosan.exblog.jp/27447085/
読了日:10月17日 著者:スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ


想起する帝国: ナチス・ドイツ「記憶」の文化史想起する帝国: ナチス・ドイツ「記憶」の文化史感想
ナチスドイツが大衆に「想起」させて作り上げた「集合的記憶」とは。戦後、ナチスドイツやヒトラーの「記憶」はどのように「想起」されてきたか(いるか)というテーマを時系列で展開。数名の学者による論文集だが、要となるキーワードをそれぞれの章に必ず盛り込み、各章間で内容を確認、調整して編まれたことがよくわかる、流れのよい本。文章も平易にしてあり、図版も多いので、一般、初学者でもするすると読むことができる。勉強になったので詳しくはブログに記録。http://chekosan.exblog.jp/27474968/
読了日:10月22日 著者:


ある日うっかりPTAある日うっかりPTA感想
PTA会長に推されたフリーライター氏の記録。ちょっとまとまりがなく、タイムスパンがわかりにくいのが難だが、「がんばらないをがんばる」というモットーで、PTA活動を見なおしていく過程は参考になるのではないか。成功例だけでなく、もめごとにも言及しているところが正直。だが、もう少し整理してじっくり書いて欲しかったかな。本格的なPTA改革については、山本浩資『PTA、やらなきゃダメですか?』が参考になる。
読了日:10月23日 著者:杉江 松恋


劇画ヒットラー (ちくま文庫)劇画ヒットラー (ちくま文庫)感想
ヒトラーの若い頃から自決するまでを描いた作品。かなり細かい字の説明がたくさん入っているので、手に入るものなら文庫より大きな版型で読むことをおすすめ。背景は有名な写真を元に描かれているものが多く、かなり精密でリアル。対して人物は水木しげるらしく、アゴの長い、丸みのある造形。ちょこちょこギャグが入り、話の深刻さを緩和してくれる。この頃の欧州の状況を知る助けとなる本。
読了日:10月24日 著者:水木 しげる


映画でめぐるドイツ―ゲーテから21世紀まで映画でめぐるドイツ―ゲーテから21世紀まで感想
参考資料として部分的に。7章「映画の中のシュタージ」では「トンネル」「グッバイ、レーニン!」「善き人のためのソナタ」「東ベルリンから来た女」におけるシュタージの描かれ方をさらっと書いている。「グッバイ、レーニン!」にシュタージが出てきていたのか。すっかり忘れていた。見直さなくては。一応シュタージ関連で一本論文と称するものを書いた身としては、未視聴の「トンネル」「東ベルリン」も制覇しなくては! ところでこの本、映画がテーマなのに映画の写真が一枚もなく、素人さんの(?)イラストなのがかなり残念。
読了日:10月24日 著者:青地 伯水


マーシャの日記―ホロコーストを生きのびた少女マーシャの日記―ホロコーストを生きのびた少女感想
本書の訳者、清水陽子氏の著書『ユダヤ人虐殺の森』の内容があまりに強烈だったので、この夏はリトアニアのホロコースト現場を訪ねる旅を敢行した。同書はマーシャの日記に多くを依っていたので、もとの日記を読みたいと思っていたところ、新たに翻訳書が刊行された。ソリー・ガノール『日本人に救われたユダヤ人』とともに、リトアニアのホロコーストの生々しく、詳細で貴重な証言。ソリーはカウナス、マーシャはビリニュス出身。両ゲットーの運営の仕方やかなり違っていて興味深い。それにしてもよく生き抜いて証言を残されたものだと思う。
読了日:10月29日 著者:マーシャ・ロリニカイテ

読書メーター

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# by chekosan | 2017-11-01 14:33 | 読書記録 | Trackback | Comments(0)

取材に行ってくれた学生君に写真を送ってもらって、思わず「うわ~~行きたい!」と返してしまいました。まるで図書室のよう! こんなお店が近所にある子どもたちは幸せですね。

神戸新聞ブッククラブ×「文章表現Ⅱ」コラボフェア、4軒目のご紹介は、姫路市の井上書林様です。

こちらでは、壁面に学生の作ったPOPを、ブックトラックに本を並べていただいています。ブックトラックというのも図書室のよう。うっかり長居してしまいそうですね。



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取材・撮影:大浪陸くん

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# by chekosan | 2017-10-31 22:14 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)