ただいまポーランドに来ています。
アウシュヴィッツを訪ねる旅です。
行きの飛行機では邦題「やさしい本泥棒」を観ました。
舞台は第2次大戦中のドイツの小さな町。ですが、20世紀フォックスの映画なので、ちょっとヨーロッパの雰囲気は下がってる感じはしました。
どうやらプロローグとエピローグがカットされていたらしく、へ⁉️ どゆこと⁉️ と終わってしまいましたがσ^_^; 全体的にはあたたかい話で、涙腺の弱い私はだらだら泣けて良かったです。
主人公は里親の家に来たときは文字が読み書きできなくていじめられたんですが、優しい養父のおかげで本好きになります。
それを応援してくれる町長夫人と過ごす町長宅の書斎での読書タイムがとても素敵でした。
自分たちも貧しいのに、ユダヤ人青年を2年も匿う里親夫婦。
ユダヤ人たちが追い立てられ、どこかへ歩かされるシーンもあります。
一番印象的だったのは、ヒトラーの誕生日に、町の広場で焚書するところ。
うず高く積まれた本を燃やし、炎の中に町民が本を投げ入れていくのです。
こういう小さな町でもだったのかと改めて確認できました。
全体的に、言葉のもつ力に焦点を当てた成長もので、おどろおどろしさはありません。
少女の成長と少年の幼いまっすぐさと里親夫婦の実直さが良かったです。
でもやっぱり吹き替えで見るんじゃなかったな😅