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by chekosan

学園祭2017初年次ゼミ「教養演習」クラス展示

本年度も、本務校の流通科学大学では、初年次演習のクラス対抗展示コンテストがありました。

今年、私のクラスは、過去2年以上に真面目一徹な展示にしました。
「教養演習」という科目名と目的、目標に沿った成果物オンリー。
遊びなし景品なしクイズなし飾りすらなし。(^^;


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1)3本の新聞記事をていねいに読み解き、
2)本学での学びにどうつながっていそうかを調べ、
3)クラスにプレゼンテーションし、
4)そのうち特に関心を持った記事内容に関連のありそうな本を読んでまとめる

という流れのなかに、アカデミック・スキル+キャリアデザイン(学生生活の場面での)+デザイン+プレゼンの要素を盛り込んであります。


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1)の新聞記事選びは、図書館から譲り受けた一年前の廃棄新聞を使いました。
紙の新聞をパラパラ見てほしくて苦肉の策ではあったのですが、これはなかなかいいやり方でした。

記事のかぶりが一切ないですし、それゆえ、4)の「記事に関連のある本」も重ならないのです。
各人の興味関心や個性が発揮されて、見ていてとても面白い課題になりました。

パワーポイントのスライドづくりは、授業の中で私が実際に操作して作って見せて、操作や項目の立て方やデザインの整え方などを参考にしてもらいました。

できたスライドは普通の紙にカラー印刷し、ラミネート加工してマグネットシールで貼っています。

学園祭の2日間は、シフトを決めて、当番が来場者に展示の説明をしました。

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学生一人ひとりの成果物の出来はなかなかのところまでもっていけたと思っていますが、展示の仕方に関しては、私の目測がちょっと甘かったなという点がありました。

横浜の図書館総合展や、京大のフォーラムでの発表のときのように、畳一枚分くらいのスペースでポスター発表するのとは違って、教室の壁一面を使うので、相当大きな字や作品でないと、何を展示しているかがわからないですね。

また、私の作った展示の全体像の説明が、学生の作品とテイストが似ているため、埋もれてしまって目立たない。そのため、何の展示なのかが一瞬でわからないのが一番の反省点でした。

さらに、一人ずつが4枚のスライドを作っているので、情報量が非常に多い。

プロジェクターで大きく投影したとき、あるいは、近寄ってじっくり見ていただけると学習内容の濃さや水準がわかってもらえるのですが、

なんかキレイにたくさん貼っているなあ、なんや難しそうでわからんわ~と一瞥して去ってしまわれるお客さんもおられました。

一瞬で見るか見ないかを判断されてしまう展示コンテスト向きの掲示の仕方ではなかったかなとは思いました。

ただ、一人ひとり責任をもって自分の学習成果を形にしたので、グループ活動でありがちなフリーライダーはまったく発生しません。展示物を仕上げられた学生に関しては、さまざまなスキルを向上できたと思います。


学期の半ばにこういう「山」を持ってこられると、後半がちょっとやりづらいのですが(笑)、せっかくスキルが上がっているので、パワーダウンさせずに、後半もぐいぐい力を伸ばしてもらおうと思います。








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by chekosan | 2017-11-14 22:56 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)