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by chekosan
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この映画が観たい! ~町山智浩『映画と本の意外な関係!』(インターナショナル新書 2017)より


映画のなかに登場する本や、意味深いセリフを紹介。
幅広い教養や知識が惜しげなく開陳され、親しみやすい文体で面白かった。

どちらかというとアメリカ映画中心、セリフ中心?
まえがきと最終章でヨーロッパ関係の逸話が書かれていて、強い興味を覚えた。
心惹かれた映画や事実をメモしておく。


この映画が観たい! ~町山智浩『映画と本の意外な関係!』(インターナショナル新書 2017)より_b0066960_22542330.jpg



「グランド・ブダペスト・ホテル」(2013年)
劇場公開時に観たいなと思いつつ逃している。
本作はツヴァイクの著作にインスパイアされたという。
ツヴァイクは第二次世界大戦前にウィーンで活躍した作家。
ナチスドイツがオーストリアを併合し、ツヴァイクの本は焚書に。
亡命先のブラジルで服毒自殺。

→ 観ました! 感想はこちらに。http://chekosan.exblog.jp/26810957/




「ベルリン・天使の詩」(1987)
これはビデオをいただいて持っているのだが未見。
ここに出てくる老人が図書館で本を読む姿は、パリ国立図書館で本を読む、
ドイツの思想家ベンヤミンの写真をもとにしているという。

ベンヤミンもユダヤ人で、やはり著書が焚書にされている。
パリがナチスドイツによって陥落したあと、スペインに逃げ込むが、入国を拒否され服毒自殺。


「ソフィーの選択」(1982)
タイトルだけは知っていたが未見。これは観なくてはと思っていたところ。
でも、全部わかってしまった… もう少しネタバレを控えてほしかった… orz
でも、観ます!







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by chekosan | 2017-03-25 22:56 | 読書記録 | Trackback | Comments(0)