学園祭2016初年次ゼミクラス展示終わりました
2016年 11月 03日
昨年は展示内容が学年全体で決まっていたので飾り付け合戦で終わりましたが、
今年はそれぞれのクラスで何を展示するかというところから決めることになりました。
私のクラスは、普段から真面目な雰囲気なので、正統派(?)で通しました。
前期の共通プログラムであるフィールドワークとポスターセッションの経験を活かして、
新たに各自でテーマを決めて、その中間発表をポスター展示することにしました。
共通課題としたのは、
・各自のテーマに合った新聞記事をデーターベースで見つけること、
・その記事の要約と意見を付した短文を書くこと、
・テーマや記事に関連する写真などを添えること、です。
新聞記事への意見文は、書きっぱなしではなく最終レポートへとつなげ、
昨年も取り組んで奨励賞をいただいた日本新聞協会のコンテストに団体応募します。
後期開始から週一回の授業が3回しかなく、
初年次のゼミ(40人近い)には、占有できる教室や部室のような場所もありません。
なかなか準備は困難です。
授業後、自主的に残って作業を進めるグループや、
学園祭本番はオープンキャンパススタッフの仕事があるからと、
前日、自分たちのポスターを作ったあと、さらに残って
クラス全体の展示の説明ポスターも作ってくれた女子、
動画編集を申し出てくれ、日曜朝いちばんの展示説明も担当してくれた男子、
そのほか、写真は撮れなかったのですが、
他の展示や模擬店と掛け持ちしているのに、
さらに穴が空いた時間帯を埋めてくれた男子たちや、
みんなのシフトを組んでくれたリーダー、
お客さんに一言カードを書いていただくよう積極的に声を掛けたグループなどなど、
それぞれできることを見つけて動いてくれました。
そして、一日目朝一番に学長が来られて、あるグループのポスターに目を留められ、
そこに登場している方に見せたいと連絡を取ってくださり、
二日目には、その方がポスターを見に来てくださるということもありました。
このポスター、シンブルなのですが、基本に忠実なのが功を奏したのだと思います。
内容を整え、内容に合ったタイトル、サブタイトルをつけ、
見やすくわかりやすい構成で仕上げたことで、
何を伝えようとしているかが一目でわかったのだと思います。
学園祭後の授業では、そのグループを含め、
何を伝えるのかが明確に伝わるグループ3組に簡単な発表をしてもらいました。
そして、どこが特に優れているかを私から講評し、ノートをとるよう課しました。
今回の展示は、あくまで中間地点。というかスタート地点と位置付けています。
このあと大学生らしいきちんとした調査研究へと展開していくためには、
仲間の良いところから学ぶのが一番です。
とまあ、他のクラスに比してあまりにもマジメ、祭りのあとも容赦なし、
遊びの要素がまったくなかったので、せめてものご褒美にお菓子をあげました(笑)
いや~~、お疲れさまでした☆
写真の公開は学生の了承済みです。