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by chekosan

充実!フィールドワーク2016☆

今年も流通科学大学の初年次教育プログラムでは、
4月末から5月にかけてフィールドワークを行いました。
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今年はクラスごとに行き先が違います。
私は候補地のなかから天保山マーケットプレイスに手を挙げました。

ここは観光地、娯楽施設のなかにある商業施設ですから、
まず自分たちが楽しめない(関心を持てない)ようでは、
演習先のいいところ、工夫や改善点は見えてこないでしょう。
だからおおいに楽しんでこい!と申し渡しました(笑)

でも自分たち元気な若者の視点だけで気づくこともたかが知れています。

そこで、クラス独自のお題として、
「自分たちとは違う客層に楽しんでもらえる「仮想ツアー」を計画し、
 FW当日はそれを実際に確認、検証すること」を課しました。

それによって、普段意識しない視点が加わることを期待したのです。

それに、実際、家族や友人、恋人以外の人を
もてなす、案内する、楽しんでもらう、学んでもらうような企画を
立案、実行する機会って、けっこうありますよね。

ゼミの研修、クラブの合宿、会社の旅行、接待、地域のイベントなどなど。

そういう実務的なことも身につけてもらう機会にしようと企みました。

◇◇◇

さて、一週目は全体説明と事前調査です。

事前調査は個人個人で取り組んだのですが、いい視点は抜粋・編集して紹介し、
クラス全体で、実りある現地観察、ポスター制作ができるよう促しました。
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二週目は現地観察(4時間ほど)と、ポスター制作。

現地は絶好の観察日和。
何しろ「仮想ツアー」の検証なんだからと集合写真も撮りました。
それが一枚目の写真です。^ー^

本格的な学術ポスターの作り方は今後、専門科目などで学んでいくとしても、
単なる“遠足楽しかった♪ポスター”にならないようにしなくてはいけません。

そこで、例を作りました。
まったく真似しては意味がないので、素材は私の地元の商店街です。

FW前日に子どもと2時間ほどうろついて、100枚ほど写真を撮って、
FWから戻ってすぐに研究室で2時間ほどかけて作りました。

学生よりちょっとタイトな条件で、私も同じことをやってみたわけです。
みんなは手分けするんだから、もっといいものができる!と。
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ポスターは6人ほどのグループで模造紙2枚を半日で作ります。

11クラスが同時に行いますから、PCなどの設備が足りません。
ほとんどが手書きにせざるを得ません。

ですので、パーツとなる文章を分担して書いてくるよう指示しておきました。
それを持ち寄って、レイアウトや演出を決め、紙面を作りました。
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何しろ、総時間数は多いのですが、日数的には少ないので大忙しです。(^-^;
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紙面ができたグループがプレゼンの練習を始めると、ほかも続きました。
いい波及効果が生まれました。
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そして、翌週はプレゼンテーション。
月火にこの科目を受けている11クラスが一斉に行います。

プレゼン相手は、自分のクラス以外の10クラス。
小グループに分かれて、5分ごとに各クラスを回っていきます。
プレゼンと聞く側を交代して、2コマ(180分)連続で、計20回行うのです。
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教員は自分のクラスで、ひたすらタイムキーパーです。

ほかのクラスの様子を見れないのが残念でしたが、
担当クラスの全グループが、一回たりとも手を抜かず、
20回のプレゼンを分担してしっかり行ったことに感動しました。

すべてが終了したあと、グループごとに記念撮影。

学年全体のプログラムである都合上、クラス内でのプレゼンや反省会、
打ち上げの時間がとれなかったのは残念ですが、
彼らの取り組み姿勢や、成果物・プレゼンの出来をおおいに褒めておきました。

◇◇◇

昨年は、私自身が初めてのFWの指導で、
しかも私自身はFWを自分の手法としてきたわけではないので、
全体プログラムに頼り切って、なんだかわからないままに終わってしまいました。

その反省から、今年は春休み前からFWの入門書を読み、
全学部混合40人前後という人数の多い初年次ゼミでのFWで
できることできないこと、その指導や進め方について
考えを練ったりして備えました。

私の指示や思いに応えてくれるクラスに当たったのも幸いして、
とても充実感を得て終えることができました。

FWへの苦手意識も少し克服できたので、さらに研鑽を積んで、
学術的なFWへと橋渡しできるような、
初年次ならではのFWの指導術を磨きたいと思います。


お仲間の先生方にもずいぶん助けていただきました。
ありがとうございました。
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by chekosan | 2016-05-05 15:42 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)