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by chekosan
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河本敏浩 『名ばかり大学生 日本型教育制度の終焉』 (光文社新書 2009年)

データや資料をもとに大学生の学力低下の背景を浮かび上がらせ、
その原因と言われることの多い「ゆとり教育」に対する批判を見なおそうと試みる本である。
(「ゆとり教育」そのものを分析するものではない)

個々の主張は精査しなくてはいけないだろうが、
「俗説」とは違う観点からの分析が興味深かった。

大学入試と大学教育のあり方を変え、
大学生が大学で学ぼうとするように仕向けること、
特に学生の成長にもっとも影響がある初年次教育を重視すべきだという点には、
強い共感と責任を感じた。
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by chekosan | 2015-02-17 23:47 | 読書記録 | Trackback | Comments(0)