祝! 毎日新聞イチオシ記事コンテスト入賞!!
2014年 12月 30日
「毎日新聞を読んで 〜印象に残った“イチオシ”記事コンテスト」で
昨年に続き入賞者が出ました!
454件の応募のうち、最優秀賞(1作品)、優秀賞(5作品)、佳作(10作品)。
このなかに2年生の川根玄暉君が佳作で選ばれました。
昨年に引き続き合同授業をしていただいたE先生が指導されました。
このコンテストは、10月1日〜11月15日の毎日新聞に掲載された記事、写真から
心に強く響いたものを選んで、その感想文を綴るものです。
12月23、30日に掲載された選考結果を見てわかること。
まずは応募者の分布の偏りです。
ほとんどが60歳以上か中学生です。大学生の入賞は1名。
高校生、20~40代はいません。
これは普段から新聞を読む年代の分布と呼応しているように思います。
応募の少ない年齢層の人はチャンスかも…?
次に、受賞した感想文の傾向。
これは指導してみてつくづく感じることでもありますが、
やはり記事選びが重要だと思います。
本当に本人が面白い、イチオシ!と思える記事か、
あるいは「よくぞこれに目をつけた」と思わせる記事を見いだせるか。
そこが大きなポイントだと感じました。
川根君の場合はふと目に留まったということだったのですが、
経営破綻した水間鉄道を引き継いだ女性社長を紹介するもので、
E先生や私も思わず面白いね、とひき込まれた記事でした。
昨年、やはり佳作に入った小笠原大輝君の選んだ記事も、
傷ついた動物を何十年も救ってきた駐在さんを紹介するもので、
学生が選んだなかで私が一番記憶に残った記事でした。
新聞をめくり、これはという記事をみつけ、よくよく考えて
自分の言葉で考えを表現するという過程は、様々な力をつけてくれます。
学生たちには、ぜひ今後もチャレンジしてもらおうと思います。
以下は、入賞者とそのイチオシ記事の一覧です。(敬称略)
感想文の全文は毎日新聞のサイトに会員登録すると読むことができます。
最優秀賞
◆10/9 朝刊・社会面
◇「奇跡の生還 皆川優太君12歳に 今度は僕が命救う」−−小嶋順子(主婦・72歳)
優秀賞 5作品
◆10/3 朝刊・くらしナビ面
◇「一心同体(男の気持ち)」−−西川正子(主婦・72歳)
◆11/8 夕刊・1面
◇「香川・粟島 笑うお地蔵さま」(島アングル2014)−−北恵美子(主婦・66歳)
◆10/11 朝刊・1面
◇「余録」−−小山司(福祉施設支援員・61歳)
◆11/8、9、11、12 朝刊・奈良面
◇「銀色のマスは語る 山・川・海のつながり (1)〜(4)」−−市原孝子(看護師・57歳)
◆11/4 朝刊・社会面
◇「米女性『尊厳死』」−−田代愛梨花(中学2年生・13歳)
佳作 10作品
◆10/22 朝刊・分析・解説面
◇「水説 国益を損なうこと」−−大菅新(無職・62歳)
◆10/6 朝刊・大阪面
◇「哀歓記 兄弟を失った母」−−島田保江(主婦・72歳)
◆10/28 朝刊・くらしナビ面
◇「金岡新聞毎日版 ちょっと豆知識 柿が赤くなると」−−中屋敷鈴子(パート・70歳)
◆10/20 夕刊・経済面
◇「フロントラインW 亡き父の教え胸に」−−川根玄暉(大学2年生・19歳)
◆10/31 朝刊・大阪面
◇「共に生きるトブロサルダ 小6『母を救いたい』」−−澤井紀乃楓(中学2年生・14歳)
◆10/20 朝刊・スポーツ面
◇「ハム 稲葉ミラクル」−−藤中彩光(中学2年生・13歳)
◆11/4 朝刊・くらしナビ面
◇「女性ガン患者の美容支援」−−重本萌愛(中学2年生・14歳)
◆10/28 朝刊・大阪面
◇「車いすダンスで『自信』」−−船越泰子(主婦・75歳)
◆10/5 朝刊・特集面
◇「笑顔奪われた子」(世界子ども救援キャンペーン報告紙面)
−−山本陽菜乃(中学3年生・15歳)
◆10/27 朝刊・大阪面
◇「哀歓記 小さな子のSOS」−−石田紗英(中学3年生・15歳)