中・東欧、ロシアのこと&大学教育のことを発信します


by chekosan

「信子先生のおすすめの一冊」@関西ウーマン、12月分が公開されました。


今月のおすすめの一冊は、広島で20年!続いている読書会の記録です(刊行は10年経過時点)。
縛りのない、地域での読書会が、そんなにも続いているなんてすごいことですよね。
会の進め方、本の読み方、とても勉強になる本です。

私の場合は、以前から、学生におすすめの本を紹介したり、
逆に学生からおすすめの本を教えてもらったりしてきました。

それによって思いがけないジャンルの本との出会いを得たり、
気になりながら放置していた本を、学生が取り上げたからには、
と一気読みすることもよくあります。



ここ数年は、読書記録をSNSやブログで残すようになりました。
それをきっかけにお友達になった方が何人もいます。

そうした方とは、ほかの点でも共通の趣味や好みがある場合も多く、
本以外のお話しも弾みます。


でも、やはり直に会ってあれこれ話すのは、より楽しいですよね。


そこで、昨年から同じ本をみんなで読む授業を開講しました。

これは本当に楽しい。


私が「教える」というのではなく、ほんとにみんなであれこれしゃべるだけ。

そういう授業が成り立つには、
それだけの素地と意欲のある学生が登録してくる必要があるのですが、
昨年も今年も、そのような学生たちと出会えています。
そうした場をもてることに感謝しています。





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# by chekosan | 2017-12-09 15:39 | 書いたもの | Trackback | Comments(0)

今年も図書館主催の書評コンテストに、担当科目「文章表現Ⅱ」
(桑原桃音先生と2人で担当、1年生前期の授業)の受講生たちが続々入賞しました☆ 

入賞者11人中7人です。おめでとう~!


入賞されたみなさん☆

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ちなみにこのコンテストは、名前や所属を伏せて審査されます。
私たちも提出したあとは完全にノータッチ。
毎年、何人選ばれるか、誰が入賞するのかまったく読めません。

一昨年は10人中6人、昨年は10人中8人を「文章表現Ⅱ」の受講生が占めました。

今年、私が直接指導した学生からは、優秀賞に2人、佳作に2人、選ばれました。

彼らに共通しているのは、やはり読書あるいは文化的なことに関心があるということ。
そして、なにより素直に助言を聴く姿勢であることです。



優秀賞に選ばれた学生の一人は私の1年ゼミクラス所属でもあります。
文化的なことに関心が高い真面目な学生君です。

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横浜にも一緒に行った「文章表現Ⅱ」の課外活動有志チームからも
2人、入賞しました。


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上回生の入賞者のなかにはかつての受講生が。それも嬉しいです。
今年の1年生も、ぜひ学年が上がっても応募してほしいです。


ところで、このコンテストの表彰式、指導した教員も呼んでもらえるんですが、
私も桑原先生も、3年とも出校日の関係で出席できていません。
晴れ姿、直接見たいよう。。。(T . T)



詳しくは大学HPをどうぞ。





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# by chekosan | 2017-12-08 22:51 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)
同志社の輪読ゼミで、スヴェトラーナ・アレクシェーヴィッチの本を立て続けに3冊読んだ。

『戦争は女の顔をしていない』は、第二次世界大戦に参戦した女性たちの証言。
『ボタン穴から見た戦争』は、第二次世界大戦当時、子どもだったベラルーシの人々の証言。
『チェルノブイリの祈り』は、原発事故に苦しむベラルーシの人々の証言。

いずれ劣らぬ強烈な証言集だが、この『アフガン帰還兵の証言』は、
前二者とはまた大きく違う戦争の悲惨さ、残酷さを突きつける。

救いのなさでは、もしかすると最も酷いかもしれない。

同じ戦争体験でも、第二次世界大戦は、ソ連の人々にとっては
「ファシズムに勝利」した「大祖国戦争」であった。

しかし、アフガニスタンへのソ連軍の派兵(1979-1989)は、
「祖国を守るための戦争」ではなかった。

「国際主義」の名のもと、社会主義の兄弟国の国家建設、
開拓の援助に行くと聞かされて、
訓練らしい訓練も受けていない18,9の若者たちが派遣された先では、
現地の人々を老若男女問わず殺戮し、村々を殲滅させる戦闘が繰り返される。

地雷や爆撃、ゲリラ戦で、ソ連の若い兵士にも多くの死傷者が出る。
片足、両足、あるいは両手足、さらには性器まで吹き飛ばされる兵士が続出する。

ばらばらの肉片になって亜鉛の棺に入れられて帰国した息子を迎える親たちは、
棺を開けて息子の姿を見ることを許されない。

軍隊内外での暴行、横領、物品の横流し、
略奪、女性スタッフへの侮辱的な扱い、
そうした一切のことを隠蔽する軍やメディアといった、
戦闘行為以外の場面での秩序の乱れも甚だしい。

「大祖国戦争」の兵士たちは「英雄」と称えられたが、
アフガン帰還兵たちは「誤った政治の犠牲者」として扱われる。
彼らは体も自尊心も傷つけられ、悪夢にうなされる日々を送る。

人が過酷な体験をしたあと、その体験に大義名分が付与されるか、
尊厳を保てる扱いをされるかどうかは、
もしかするともっとも重要なのではないかと思わされる。

それほど「汚い戦争の帰還兵」という扱いは、
帰還兵や遺族のその後に大きく影を落としている。


なお、本書は絶版のため、新刊は入手困難。復刊を強く望む。



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# by chekosan | 2017-12-05 18:12 | 読書記録 | Trackback | Comments(0)
学生を連れて横浜遠征、続いて学園祭で出ずっぱりな前半。大きな行事は終わったというのになぜかそれ以上にヒーヒーだった後半。11月は余裕まったくなしなひと月でした。ほかにも本は読めども記録が取れず。書き逃した分は12月に記録するとしよう。



11月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1322
ナイス数:262

ペンギンの憂鬱 (新潮クレスト・ブックス)ペンギンの憂鬱 (新潮クレスト・ブックス)感想
ソ連が崩壊し、秩序が乱れるウクライナのざわざわする空気をうっすら伝えてくれるミステリアスな物語。存命中の人物の追悼文を書く仕事を始めたことでじわじわと危険が迫ってくるが、決定的な何かが起こるわけでもない。なりゆきで預かることになった幼女やそのベビーシッターの少女との愛があるようなないような疑似家族生活。主人公の2DKのアパートで飼われているペンギンが一番確かな存在感。ペンギン可愛い。ペンギンと生活してみたい…。するするすると読めて、哲学も衝撃もないのに、続いてこの作家を読みたいと思わせる不思議な魅力。
読了日:11月22日 著者:アンドレイ・クルコフ


大人に質問! 「大人ってどのくらい大変なん大人に質問! 「大人ってどのくらい大変なん感想
先日観覧したビブリオバトルで紹介されていて。子どもたちの質問に対する答え。こんなふうにウィットに富んだ答えができたらなあ! 一番おおお〜なのは、「戦争っていつ始まるんですか?」という質問に対する答え。「「正義のために」というセリフを口にした時から戦争は始まります。この世の揉めごとは全て、この口実から始まるといっていいでしょう。国民も「正義のためなら仕方ないな」と単純に思い、やり合う国のことをいつの間にか〝敵〟と呼ぶようになります。(以下略)」
読了日:11月17日 著者:みうらじゅん,児童館の子どもたち


みえない雲 (小学館文庫)みえない雲 (小学館文庫)感想
輪読ゼミで、アレクシエービッチ『チェルノブイリの祈り』の次に読むのに再読。初読のときほどの衝撃はないが、ラストシーンにはあらためて胸を打たれた。映画も観たが、原作の設定で作って欲しかった。が、群衆のパニックシーンなどは映像ならではの迫力があった。
読了日:11月14日 著者:グードルン パウゼヴァング




チェルノブイリの祈り――未来の物語 (岩波現代文庫)チェルノブイリの祈り――未来の物語 (岩波現代文庫)感想
真っ向勝負でおすすめ。チェルノブイリ原発事故から10年後に書かれた人々の証言。見えない敵の恐怖と終末観。なのに、いやだからこそか、不思議な美しさを感じる作品。月イチ書評連載であらためてとりあげました。https://www.kansai-woman.net/Review.php?id=201243

読了日:11月14日 著者:スベトラーナ・アレクシエービッチ



約束のネバーランド 6 (ジャンプコミックス)約束のネバーランド 6 (ジャンプコミックス)感想
だんだん怖さやハラハラ感はなくなってきたなあ。でも食べられるために生かされている運命から逃げようとする自分たちも、命をいただいていたんだと気づくシーンはなかなかよかった。次巻はまた場面が変わるので期待。
読了日:11月12日 著者:出水 ぽすか

読書メーター

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# by chekosan | 2017-12-02 21:55 | 読書記録 | Trackback | Comments(0)
このところ流通科学大学公式サイトのトピックスで、
次々と「文章表現Ⅱ」受講生の活躍が紹介されています。

今日は、神戸新聞ブッククラブとのコラボフェアの記事が公開されました。

1年生の前期科目、「文章表現Ⅱ」で取り組んだ「おすすめの一冊」のPOPづくり、
今年は「神戸新聞ブッククラブ」加盟の10店舗様に100点近い作品から10点を選んでいただき、
10月から11月にかけて、実際に店頭にPOPとして並べていただきました。

10もの書店が、学生の作ったPOPを使って、ほぼ同じ時期にフェアを開催する試みは全国的にも珍しく、
図書館総合展(於パシフィコ横浜)で紹介したときにも、大きな反響を呼びました! 

ほとんどのお店は終了されましたが、姫路市の森井書房様で11月末まで開催していただいています☆

神戸新聞ブッククラブの書店様からは学生たちにご褒美もいただきました。
ありがとうございました!




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# by chekosan | 2017-11-28 20:11 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)
「文章表現Ⅱ」OGOBによるチームが、流通科学大学の
「2017年度学生チャレンジプロジェクト」で最優秀賞を獲得しました!

プロジェクト名は「大学生の読書推進活動 ~ビブリオバトル~」
(文章表現Ⅱチーム 嶋津貴子さん・加藤和輝さん)

※「学生チャレンジプロジェクト」は、就職・キャリア支援や学内環境改善、
課外活動活性化などあらかじめ決められたテーマに対して
学生たちが大学活性化施策を提案するコンテストです。


今年3月の京都でのビブリオバトル大学生全国決戦や、

横浜の図書館総合展での地区決勝などを観覧し、進め方を研究。

他の「文章表現Ⅱ」有志メンバーや、読書会メンバーの協力を得て模擬バトルを開催、
その反省を踏まえて学園祭「文章表現Ⅱ」展示会場でもリハーサルを行いました。

そして、11月15日には、図書館と共催で第1回ビブリオバトルを開催。
準備の甲斐あって、笑いやうなずき、質問の絶えない会となりました。

学生の発案から実現した派生活動、良い評価をいただくことができました。
今後も学生主体の読書推進活動を続けていってほしいと思います。



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# by chekosan | 2017-11-27 18:38 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)
学園祭クラス展示の表彰式がありました。

私は出校できない日だったので、クラスの学生に出席してもらいました。
副賞もいただけたので、有意義にクラスに還元しようと思います。


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そして、授業は前半まとめ。

夏休み前から取り組んできた課題のうち、新聞記事1本と、
それに関連するテーマの本について、グループ内で披露しあいました。

そのあと、各グループから一人、全体へ発表してもらいました。

一人につき5分発表することと予告していたのですが、ほとんどの学生は時間が余ってしまっていました。

前期の発表のときは、発表時間に相当する字数で原稿を作成&提出することと厳命したので、
かなり濃い、緊張感のある良い発表だったのですが…。

こちらが言わなくても、そういった準備ができてほしいところですが、
やはりそういう学習スキルや学習習慣は、何度か繰り返さないと身につきませんね。

ちとほめすぎて、発表の指示が甘々でした。(^^;
最後に予定している発表のときには、またビシッとやってもらうとしましょう。

さて、来週からは後半戦。
もう少し新聞で遊んでから、楽しくてタメになる作品づくりを計画しています☆


※タイマーは「もーたいむくん(ビブリオバトル仕様)」を使わせていただきました。


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# by chekosan | 2017-11-26 21:53 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)

流通科学大学の学園祭「りゅうか祭」では、2015年から、初年次教育(「気づきの教育」)全体で展示を開催しています。


1年次演習「教養演習」のクラスごとの学習成果を発表するクラス展示とは別に、
「気づきの教育」の全体像や「異文化理解」(この夏は引率で香港に行きました)などのプログラム、
そして、我が「文章表現Ⅱ」の成果発表も展示しています。



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右から授業の様子井戸書店森様のゲスト講義やお礼のメッセージカードを含む)、
課外活動(書店とのコラボで選定されたPOP作品読書会図書館イベントへの参加など)、



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横浜遠征・図書館総合展での発表風景。

学園祭直前だったので、横浜から帰宅して即、写真を印刷して、翌日に貼り付けしました。
突貫工事とはこのこと。(^^;



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そしてメインイベント、恒例のPOPコンテストです。

今年はご家族連れが多かったように思いました。
小さな坊やが意外にも渋いPOPを選んで、お父さんもびっくりな微笑ましい場面があったり。




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お天気が良くなってからは特にお客様がどっと来られました。
有志メンバーが説明できるよう背後に控えています。



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ゲスト講義をしてくださった井戸書店の森様も来てくださいました。
有志メンバーと久々の再会です。
森様はこのあと学内の別のコーナーでお仲間と寄席を開かれました。^^



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15日に第1回開催が控えていたビブリオバトルのリハーサルも行いました。
なにしろ初めてのこと、司会進行やスタッフの動き方などをチェックしました。
その甲斐あって、本番はばっちりな進行となりました。




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と、年々、発表内容が増え、充実していく「文章表現Ⅱ」の展示。

おかげさまで十分な投票数も確保できて、POPコンテストの集計も終わりました。

結果は…!

またいつか。










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# by chekosan | 2017-11-20 10:41 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)

神戸新聞ブッククラブとのコラボフェア、ラストのご紹介は姫路市の森井書房様です。

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流通科学大学の学生が作ったPOPフェア」「流通科学大学POPフェア」と
手書きのPOPを添えていただいています。
あたたかい励ましを感じます。ありがとうございます。


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11月末までコーナーを設けてくださるとお聞きしています。
お近くの方、ぜひ森井書房様で学生のおすすめ本を手に取ってご覧ください☆


◇◇◇


一番はじめに開催いただいたジュンク堂書店三宮(センター街)店様だけ
お伺いする機会を逸してしまいましたが、
これで10店舗のうち9店舗まで、学生が直接伺うことができました。

どちらのお店も親切に対応していただいたと聞いています。ありがたいことです。


フェアの様子はあらためて活動紹介冊子でまとめ、各書店様にお配りさせていただく予定です。




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# by chekosan | 2017-11-19 13:12 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)
学園祭で開催された一年生全クラスによる展示コンテスト結果発表がありました。

我がクラスは銀賞🥈をいただきました。
それだけでも予想外で感謝感謝だったのに、学園祭のあと、取り組みを学内で展示したいと大学から言っていただきました(*⁰▿⁰*)

ただいま、本学入ってすぐの建物1階みかんホール🍊の一画、新聞を読もうコーナーで再展示されています。

お客様や学生たちに見てもらえるといいなぁ!

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# by chekosan | 2017-11-17 15:40 | 大学教育 | Trackback | Comments(0)